ガイアが生んだ原初の神格
- ウラノス|Uranus
天空を神格化した原初神。ガイアが自ら生み出した存在とされ、のちにガイアとのあいだにティタン神族、キュクロプス、ヘカトンケイルたちをもうけた神です。 - ポントス|Pontus
海そのものを神格化した原初神。ガイアが単独で生んだとされることが多く、ネレウス、タウマス、ポルキュス、ケト、エウリュビアへと続く海神系譜の祖にあたります。 - ウレア|Ourea
山々を人格化した存在。ガイアが父なしに生み出した山の神格群で、個別の神というより山岳そのものを表す存在として語られます。
ガイアとウラノスに連なる神々
- アフロディーテ|Aphrodite
愛と美の女神。ヘシオドス系の伝承では、クロノスが切り落としたウラノスの性器が海に落ち、その泡から生まれたとされます。 - エリニュスたち|Erinyes
復讐と報復を司る地下の女神たち。ウラノスの血がガイアに落ちたことによって生まれたとされ、重大な罪、とくに血縁に対する罪を罰する存在として知られます。 - メリアイ|Meliae
トネリコの木に結びつけられるニンフたち。ヘシオドス系では、ウラノスの血から生まれた存在として伝えられます。
ガイアとポントスの海神たち
- ネレウス|Nereus
海の古神で、「海の老人」とも呼ばれる存在。知恵、予言、変身の力を備えた神として知られ、ドリスとのあいだにネレイデスをもうけました。 - タウマス|Thaumas
海の驚異や不思議に結びつけられる古い海神。エレクトラとのあいだに虹の女神イリスやハルピュイアたちをもうけた父として知られます。 - ポルキュス|Phorcys
海の怪異や異形の存在に結びつく古い海神。ケトとのあいだにゴルゴンやグライアイなど、怪物的な存在の祖先として語られることが多い神です。 - ケト|Ceto
海の怪物的側面を体現する女神。ポルキュスの配偶神として知られ、多くの怪物たちの母とされる存在です。 - エウリュビア|Eurybia
海に宿る力を体現する女神。ガイアとポントスの娘で、クリオスとのあいだにアストライオス、パラス、ペルセスを生んだとされます。
ガイアとポントスの系譜に連なる代表的な神々
- イリス|Iris
虹の女神であり、神々の使者として知られる存在。一般にタウマスとエレクトラの娘とされ、虹そのものの神格化としても有名です。 - ネレイデス|Nereids
ネレウスとドリスの娘たちである海のニンフたち。古典資料では50柱とされることが多く、テティスやアムピトリテなどが含まれます。 - ヘカテ|Hecate
魔術、夜、境界、十字路などと深く結びつく女神。ペルセスとアステリアの娘とされ、ガイアとポントスから数代下った系譜に位置づけられます。
原初のティターン十二神
- オケアノス|Oceanus
大地を取り巻く大河オケアノスの神。ガイアとウラノスの子で、ティターンのひとりとして数えられる。 - コイオス|Coeus
原初のティターンのひとり。ポイベーとの間にレトやアステリアをもうけ、アポロンやアルテミスの祖父にあたる。 - クリオス|Crius
ガイアとウラノスの子であるティターン。エウリュビアとの間にアストライオス、パラス、ペルセスをもうけた。 - ヒュペリオン|Hyperion
光や天体に結びつく古いティターン。テイアとの間にヘリオス、セレネ、エオスをもうける。 - イアペトス|Iapetus
人類に近い系譜へつながる重要なティターン。アトラス、プロメテウス、エピメテウス、メノイティオスの父として知られる。 - クロノス|Cronus
ティターン族の支配者となった神。父ウラノスを倒したのち、自分の子らを呑み込んだが、ゼウスによって敗れた。 - テイア|Theia
原初の女ティターンのひとり。ヒュペリオンとの間に太陽神ヘリオス、月神セレネ、曙の女神エオスを生んだ。 - レア|Rhea
クロノスの妻であり、ゼウス、ヘラ、ポセイドン、デメテル、ヘスティア、ハデスの母。オリュンポス神族の母世代にあたる。 - テミス|Themis
秩序・掟・正義を象徴する女ティターン。ゼウスとの間にホーライやモイライをもうける系譜でよく知られる。 - ムネモシュネ|Mnemosyne
記憶を神格化した女ティターン。ゼウスとの間に九柱のムーサたちを生んだ母神として有名。 - ポイベー|Phoebe
コイオスの妻となった女ティターン。レトとアステリアの母であり、アポロン・アルテミスの祖母にあたる。 - テテュス|Tethys
オケアノスの妃で、水の流れや泉の源流に結びつく女ティターン。多数の河神やオケアニデスの母とされる。
ティターンとその代表的な子孫
- アステリア|Asteria
コイオスとポイベーの娘。夜や星に結びつく女神格で、ペルセスとの間にヘカテを生んだことで知られる。 - アトラス|Atlas
イアペトスの子。ティタノマキアで敗れたのち、天空を支える役目を負わされた巨神として有名。 - エオス|Eos
曙を司る女神。ヒュペリオンとテイアの娘で、毎朝世界に光をもたらす存在として描かれる。 - エピメテウス|Epimetheus
イアペトスの子で、プロメテウスの兄弟。パンドラを妻に迎えた神として知られる。 - ヘリオス|Helios
太陽の神。ヒュペリオンとテイアの子で、天を巡る戦車に乗って日輪を運ぶ存在として語られる。 - レト|Leto
コイオスとポイベーの娘。ゼウスとの間にアポロンとアルテミスを生んだ母神。 - メティス|Metis
オケアノスとテテュスの娘であるオケアニス。知恵と思慮の女神格で、アテナ誕生の神話に深く関わる。 - プロメテウス|Prometheus
イアペトスの子。人間に火をもたらした神として知られ、ゼウスの怒りを受けて罰せられた。 - セレネ|Selene
月を神格化した女神。ヒュペリオンとテイアの娘で、夜空を進む月の戦車の姿で表される。 - ステュクス|Styx
オケアノスとテテュスの娘。冥界の大河ステュクスを神格化した女神で、神々の誓いに関わる重要な存在。 - 河神たち|River Gods
オケアノスとテテュスの多数の息子たち。各地の川そのものを神格化した存在で、それぞれ固有名をもつ。 - オケアニデス|Oceanids
オケアノスとテテュスの娘たち。泉・雲・水辺など、さまざまな淡水世界に結びつく女神群。

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