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座右の銘にしたいラテン語のことわざ100選:かっこいい格言一覧

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座右の銘にしたいラテン語のことわざ100選:かっこいい格言一覧 言葉
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⚖️4. 正義と徳(Justice & Virtue)

古代ローマにおいて「正義(iustitia)」は最も尊ばれた徳のひとつ。公平・誠実・名誉といった価値観を重んじる言葉が、現代にも通じる規範となる。

  1. Fiat iustitia, ruat caelum.(フィアト・ユースティティア、ルアト・カエルム)
    たとえ天が落ちようとも、正義を行え。
    ➡️ どんな犠牲があろうとも正義を貫くべきという強い倫理観。
  2. Honos habet onus.(ホノス・ハベト・オヌス)
    名誉には責任が伴う。
    ➡️ 地位や称賛には相応の行動と覚悟が求められる。
  3. Justitia est fundamentum regni.(ユースティティア・エスト・フンダメントゥム・レグニー)
    正義は国家の礎である。
    ➡️ 社会や国家の安定は正義によって保たれるという政治哲学。
  4. Virtus sola nobilitat.(ウィルトゥース・ソラ・ノービリタト)
    美徳のみが人を高貴にする。
    ➡️ 血筋や富ではなく、徳の高さこそが本当の尊さ。
  5. Recte faciendo neminem timeas.(レクテー・ファキエンドー・ネミネム・ティメアス)
    正しい行いをしていれば誰も恐れることはない。
    ➡️ 清廉さが内なる平和をもたらすという安心感の表現。
  6. Nil honestum est quod lege non venit.(ニル・オネストゥム・エスト・クゥオド・レゲー・ノン・ウェニト)
    法によらぬことに正義なし。
    ➡️ 正義は感情ではなく、法に根ざすべきだという主張。
  7. Pacta sunt servanda.(パクタ・スント・セルワンダ)
    約束は守られるべきである。
    ➡️ 信頼関係の基盤としての契約の尊重。
  8. Corruptio optimi pessima.(コルルプティオー・オプティミ・ペッシマ)
    最良の者の堕落は最悪である。
    ➡️ 権威ある者が堕落すると、その影響力ゆえに害が大きい。
  9. Non scholae sed vitae discimus.(ノン・スコラエ・セド・ウィータエ・ディスキムス)
    学校のためでなく、人生のために学ぶ。
    ➡️ 生きる力や倫理を身につける教育の本質。
  10. Virtus vincit invidiam.(ウィルトゥース・ウィンキト・インウィディアム)
    美徳は嫉妬に勝る。
    ➡️ 誠実に生きる者は、妬まれてもなお尊敬される。

 

🌿5. 人生と死(Life & Death)

古代ローマ人は死を恐れず、むしろそれを人生の一部として捉えた。有限であるがゆえに尊い生、そして静かに訪れる死。それらに向き合うラテン語のことわざは、生き方を見つめ直す指針となる。

  1. Memento mori.(メメント・モーリ)
    死を忘れるな。
    ➡️ 人は皆死ぬ。だからこそ、生を意識して生きよという警句。
  2. Vita brevis, ars longa.(ウィータ・ブレウィス、アルス・ロンガ)
    人生は短く、技術は永遠。
    ➡️ 人の命は儚いが、学びや創作の価値は長く残る。
  3. Post tenebras lux.(ポスト・テネブラス・ルクス)
    闇の後に光あり。
    ➡️ 苦しみの先には希望があるという慰めと信念。
  4. Nascimur uno modo, multis morimur.(ナスキムル・ウーノー・モドー、ムルティス・モリムル)
    人は一つの方法で生まれ、多くの方法で死ぬ。
    ➡️ 生は共通、死は多様。運命の不確かさを表現。
  5. Sine vita nihil.(スィネ・ウィータ・ニヒル)
    命なくして何もなし。
    ➡️ 健康と命あってこその人生の意義。
  6. Finis vitae sed non amoris.(フィニス・ウィータエ・セド・ノン・アモリス)
    命の終わりはあれど、愛の終わりはなし。
    ➡️ 死が訪れても、心に残る愛や思いは消えない。
  7. Vita incerta, mors certa.(ウィータ・インケルタ、モルス・ケルタ)
    人生は不確かだが、死は確か。
    ➡️ この世の不安定さと、死の確実性を対比して人生の価値を強調。
  8. Dum vita est, spes est.(ドゥム・ウィータ・エスト、スペース・エスト)
    命ある限り希望あり。
    ➡️ 生きている限り、可能性が閉ざされることはない。
  9. Mortui vivos docent.(モルトゥイー・ウィウォース・ドケント)
    死者が生者に教える。
    ➡️ 歴史や経験、死者の残した知恵から学ぶ重要性。
  10. Ars moriendi.(アルス・モリエンディー)
    死に方の技術。
    ➡️ どう生きるかと同じように、どう死ぬかにも美徳と哲学がある。

 

🕊️6. 愛と友情(Love & Friendship)

愛と友情は、ローマ人にとっても生きる力の源だった。信頼・絆・思いやりといった人と人との結びつきを大切にした名言が、あなたの人間関係に温もりを添える。

  1. Amor vincit omnia.(アモール・ウィンキト・オムニア)
    愛はすべてに打ち勝つ。
    ➡️ どんな困難も愛によって乗り越えられるという理想。
  2. Ubi amor, ibi oculus.(ウビ・アモール、イビ・オクルス)
    愛のあるところに目が向く。
    ➡️ 人は自然と愛する対象に注意を注ぐという心理。
  3. Verus amicus rara avis est.(ウェールス・アミークス・ラーラ・アウィス・エスト)
    真の友は珍しい鳥のようだ。
    ➡️ 誠実な友人の貴重さを比喩的に表現。
  4. Amicitia vera sempiterna est.(アミキティア・ウェーラ・センピテルナ・エスト)
    真の友情は永遠である。
    ➡️ 時間や距離に関係なく続く絆の力。
  5. Qui amat, meminit.(クィー・アマト、メミニト)
    愛する者は忘れない。
    ➡️ 愛が記憶を強くし、心に刻みつけるという感情の深さ。
  6. Amor tussisque non celantur.(アモール・トゥッスィスクェ・ノン・ケラントゥル)
    愛と咳は隠せない。
    ➡️ 本当の愛情は、どんなに隠そうとしても表に出る。
  7. Fidem amicitiae serva.(フィデム・アミキティアエ・セルワ)
    友情の信義を守れ。
    ➡️ 友情における信頼は何よりも大切であるという教訓。
  8. Amantium irae amoris integratio est.(アマンティウム・イラエ・アモリス・インテグラティオ・エスト)
    恋人たちの喧嘩は愛の回復である。
    ➡️ 愛には衝突もあるが、それが絆を深める場合もある。
  9. Nemo solus satis sapit.(ネーモ・ソールス・サティス・サピト)
    一人では十分に賢くなれない。
    ➡️ 他者との交流が知恵や洞察を育むという友情の効用。
  10. Concordia parvae res crescunt.(コンコルディア・パルウェー・レス・クレスクント)
    調和の中で小さきものも育つ。
    ➡️ 仲間や愛する人と共にあれば、どんな小さな力も大きくなる。
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