陰暦の7月の名称・別名・異名・異称
陰暦の7月、一般に「文月(ふみづき)」と称されるこの月は、暑さが本格化し夏が深まる時期です。文月という名前は、この月に行われる七夕の短冊に願いを書く風習から来ています。また、「葉月(はづき)」とも呼ばれることがあり、これは緑の葉が最も茂る時期であることを示しています。夏の盛りには、自然との調和を大切にする日本の文化が色濃く反映されます。
- 七夕月【たなばたづき】
- 七夜月【ななよづき】
- 上秋【じょうしゅう】
- 冷月【れいげつ】
- 女郎花月【おみなえしづき・をみなえしづき】
- 孟秋【もうしゅう】
- 文月【ふみづき・ふづき】
- 新秋【しんしゅう】
- 早秋【そうしゅう】
- 桐月【とうげつ】
- 流火【りゅうか】
- 涼月【りょうげつ】
- 相月【そうげつ】
- 蘭秋【らんしゅう】
- 親月【しんげつ・おやづき】
陰暦の8月の名称・別名・異名・異称
「葉月(はづき)」や「穀雨月(こくうづき)」といった名前で呼ばれる陰暦の8月は、稲穂が実り始める時期にあたり、農業にとって重要な季節です。また、この月にはお盆があり、先祖を偲び、家族が集まる時期でもあります。各名称は、穀物の収穫期を迎える喜びと、家族の絆を大切にする日本の伝統的な価値観を反映しています。
- 其色月【そのいろづき】
- 初来月【はつきづき】
- 南風月【はえづき】
- 壮月【そうげつ】
- 天岡【てんこう】
- 月見月【つきみづき】
- 木染月【こぞめづき】
- 染色月【そめいろづき】
- 桂月【けいげつ】
- 桂秋【けいしゅう】
- 深秋【しんしゅう】
- 清月【せいげつ】
- 清秋【せいしゅう】
- 濃染月【こぞめづき】
- 燕去月【つばめさりづき】
- 白露【はくろ】
- 盛秋【せいしゅう】
- 秋涼【しゅうりょう】
- 秋風月【あきかぜづき】
- 紅染月【こぞめづき・べにそめづき】
- 素月【そげつ】
- 草津月【くさつづき】
- 萩月【はぎづき】
- 葉月【はづき】
- 葉落月【はおちづき】
- 観月【かんげつ】
- 雁来月【かりきづき・かりくづき・がんらいづき】
陰暦の9月の名称・別名・異名・異称
陰暦の9月は、「長月(ながつき)」とも呼ばれ、日が徐々に短くなり始める秋の訪れを告げます。「菊月(きくづき)」という名前もあり、この時期に咲く菊の花を楽しむ風習から来ています。秋の深まりと共に、食欲の秋、読書の秋など、豊かな収穫と文化の楽しみが待っています。各名称は、自然の変化を愛でる日本の文化を色濃く表しています。
- 夜長月【よながつき】
- 季秋【きしゅう】
- 寝覚月【ねざめづき】
- 彩月【いろどりづき】
- 晩秋【くれのあき・ばんしゅう】
- 暮秋【ぼしゅう】
- 朽月【きゅうげつ】
- 杪秋【びょうしゅう】
- 歳晏【さいあん】
- 涼秋【りょうしゅう】
- 無射【ぶえき】
- 玄月【げんげつ】
- 祝月【いわいづき】
- 穂長月【ほながつき】
- 窮秋【きゅうしゅう】
- 紅樹【こうじゅ】
- 紅葉月【もみじづき】
- 終玄【しゅうげん】
- 色取月【いろどりづき】
- 菊咲月【きくさきづき】
- 菊月【きくづき】
- 菊秋【きくあき】
- 菊見月【きくみづき】
- 詠月【えいげつ】
- 長月【ながつき】
- 霜辰【そうしん】
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