- 桜雲
【おううん】 桜の花が遠くから見ると白い雲のように見える様子。 - 桜餅
【さくらもち】 桜の葉で包んだ餡を含む和菓子。 - 楊貴妃桜
【ようきひざくら】 八重咲きで淡紅色の花を咲かせるサトザクラの一品種。 - 残桜
【ざんおう】 散り残った桜や遅咲きの桜。 - 白桜
【しろざくら】 春に用いる、表が白で裏が白や赤、紫の衣の色。 - 祇園の夜桜
【ぎおんのよざくら】 京都の円山公園で夜間に楽しむしだれ桜のこと。 - 神代桜
【じんだいざくら】 山高神代桜の別名。 - 緋寒桜
【ひかんざくら】 冬から春にかけて濃紅色の花を咲かせる低木。 - 緋桜
【ひざくら】 ヒカンザクラの別称。 - 美女桜
【びじょざくら】 園芸用に栽培される、地面に這うように育つ多年草。 - 義経千本桜
【よしつねせんぼんざくら】 時代物の浄瑠璃で、義経を題材にした作品。 - 花の主
【はなのぬし】 花の木の所有者。 - 花冷え
【はなびえ】 桜の時期に急に寒くなる現象。 - 花時
【はなどき】 桜を含む様々な花が咲き始める4月ごろの季節。 - 花曇り
【はなぐもり】 桜の季節に続く曇り天気。 - 花桜
【はなざくら】 桜の花。 - 若桜
【わかざくら】 若い桜の木。 - 葉桜
【はざくら】 花が散り、新しい葉が芽吹く時期の桜。 - 薄桜
【うすざくら】 色が薄い桜の花。 - 薄桜萌葱
【うすざくらもえぎ】 春に用いる、表裏とも薄青色の衣の色。 - 薄花桜
【うすはなざくら】 色の薄い桜の花。 - 遅桜
【おそざくら】 遅く咲く桜。 - 雪割小桜
【ゆきわりこざくら】 雪解けの時期に咲く、小さな桜の花。 - 雲居の桜
【くもいのさくら】 宮中や吉野山世尊寺近くにある有名な桜。 - 零れ桜
【こぼれざくら】 満開の桜の花がこぼれ落ちる様子。 - 黄桜
【きざくら】 黄色または赤みを帯びた八重咲きの桜。
日本各地で愛される桜には、さまざまな言葉が存在します。これらの言葉一つ一つに込められた意味を知ることで、桜を見る目が変わるかもしれません。春の訪れを告げる桜の下で、これらの美しい言葉を思い浮かべながら、一瞬一瞬を大切に過ごすことができれば幸いです。日本の四季の中でも特に人々を惹きつける春。この時期を彩る桜の美しさと、それにまつわる言葉の奥深さを、ぜひこの機会に改めて感じてみてください。
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