『天』の付く四字熟語一覧 97種類｜意味・読み方付きリスト - コトバス

天真爛漫（てんしんらんまん）
飾り気がなく、自然体で明るく無邪気な様子。素直な性格がそのままに表れていること。
天井桟敷（てんじょうさじき）
劇場で最も上の階にある、安価な席。比喩的に、遠くから物事を眺めている立場にも使われる。
天上天下（てんじょうてんげ）
天界と地上のすべての世界。宇宙全体を意味する言葉。
天壌無窮（てんじょうむきゅう）
天地と共に永遠に続くこと。尽きることのない永遠の繁栄を表す。
天人冥合（てんじんめいごう）
人の行いや言葉が自然と天意と一致していること。正しい行動は自然と天の道理に合致するという考え。
天孫降臨（てんそんこうりん）
神話で、天照大神の孫が地上に降りて国を治め始めた出来事。日本神話における重要な神の降臨。
天造草昧（てんぞうそうまい）
天地創造のはじまりで、まだ秩序も形もない混沌とした状態。世の中が定まらない時期のたとえ。
天地一指（てんちいっし）
すべてのものは本質的には同じであるという考え。差異を超えて本質はひとつという哲学的表現。
天地開闢（てんちかいびゃく）
世界が始まった瞬間。天と地が初めて分かれて、宇宙が誕生したこと。
天地玄黄（てんちげんこう）
天地の基本的な色である「黒と黄」を意味し、天地そのものや世界の始まりを象徴する言葉。
天地四時（てんちしいじ）
天と地、そして春夏秋冬の四季。自然界を構成する基本的な要素を表す。
天地神明（てんちしんめい）
天と地のすべての神々。全宇宙に存在する神の総称として神聖な誓いの場などで使われる。
天地創造（てんちそうぞう）
神が天と地を創り、世界が始まったとする考え。創世神話などで語られる始まりの物語。
天地無用（てんちむよう）
荷物の上下を逆にしてはいけないことを示す表示。「天地を逆さにしてはいけない」と注意を促す言葉。
天長地久（てんちょうちきゅう）
天地のように永遠に続くこと。長く安定して物事が保たれるさまを表す。
天人五衰（てんにんのごすい）
天界に住む者でさえ死ぬ前に現れるとされる五つの兆し。死を迎える前触れ。
天然自然（てんねんしぜん）
人の手を加えず、そのままの姿で存在すること。あるがまま、自然体である状態。
天之美禄（てんのびろく）
お酒を褒めていう言葉。天から与えられた美しい贈り物という意味合いを持つ。
天馬行空（てんばこうくう）
天馬が空を駆けるように、発想や行動が自由奔放で伸びやかなこと。文章などののびのびした表現にも使われる。
天罰覿面（てんばつてきめん）
悪行をすればすぐにその報いを受けるというたとえ。天の罰が即座に現れること。

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