縁を表す四字熟語一覧
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- 合縁奇縁
【あいえんきえん】 – 不思議な巡り合わせによる縁。人々が気が合うかどうかも、その奇妙な縁の作用によるもの。 - 一樹之陰
【いちじゅのかげ】 – 一本の木の下で雨宿りをすることも、前世からの縁によるとされる。 - 一族郎党
【いちぞくろうとう】 – 血縁を持つ家族や一族、及びそれに属する家来たち。 - 有為無常
【ういむじょう】 – この世の全ての現象は変化し続けるもので、その存在は因縁によって生じる。 - 縁木求魚
【えんぼくきゅうぎょ】 – 木に寄りかかって魚を求めるような、不適切な手段では目的を達成できないという教え。 - 瓜葛之親
【かかつのしん】 – つる草の瓜と葛のように、お互いに絡み合ってつながる親戚の縁。 - 吉凶禍福
【きっきょうかふく】 – 幸福と不幸、吉事と凶事を示す。運や縁起が良いか悪いかを表す。 - 求魚縁木
【きゅうぎょえんぼく】 – 「縁木求魚」と同じ意味で、間違った手段では目的を達成できないということ。 - 月下氷人
【げっかひょうじん】 – 男女の縁を取り持つ仲人。特定の故事に基づく合成語。 - 月下老人
【げっかろうじん】 – 男女の縁を取り持つ仲人。「月下老」と「氷人」の故事に基づく。 - 向上機縁
【こうじょうのきえん】 – 昇天するための機会や縁。 - 紅葉良媒
【こうようりょうばい】 – 紅葉を通じて男女の縁が結ばれること。中国の故事に基づく表現。 - 故事来歴
【こじらいれき】 – 物事の起源とその経緯。様々な因縁や歴史のこと。 - 心想羸劣
【しんそうるいれつ】 – 心が弱く劣っている状態。状況や縁により心が変動すること。 - 青雲之交
【せいうんのまじわり】 – 同じ時期に官職に就いたことで生じる人々の交流。 - 破鏡重円
【はきょうじゅうえん】 – 生き別れになった夫婦が再会すること。中国の南北朝時代の故事に基づく。 - 吾唯知足
【われただたるをしる】 – 自分が満たされていると自覚すること。「知足」の精神を表す言葉。
縁を表すことわざ一覧
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一樹の陰一河の流れも他生の縁 – 偶然の出会いに隠された深い意味
【いちじゅのかげいちがのながれもたしょうのえん】– この世で起こるすべての出来事は前世からの縁によるもので、偶然の出来事も全て意味があるとされる。
因縁を付ける – 不必要なトラブルを生む行為の解説
【いんねんをつける】 – 理由のないことで文句を言ったり、責めたりする行為。
悪縁契り深し – 強い絆が問題を引き起こす例
【あくえんちぎりふかし】 – 悪い縁ほど結びつきが強く、断ち切るのが難しいこと。
縁あれば千里 – 距離を超える強い人間関係
【えんあればせんり】 – 強い縁があれば、遠く離れた場所にいる人とも繋がりやすいということ。
縁と浮き世は末を待て – 時間をかけて縁を待つ価値
【えんとうきよはすえをまて】 – 良縁や好機は自然に訪れるのを待つのが最良であるという考え。
縁なき衆生は度し難し – 救いが難しい人への対応
【えんなきしゅじょうはどしがたし】 – 救済が難しい人は、それを受け入れる縁がないため救うのが困難とされる。
縁の下の力持ち – 非公式ながら重要なサポート役
【えんのしたのちからもち】 – 目立たないが、支えとなる大切な存在やその人のこと。
縁の切れ目は子で繋ぐ – 家族との絆を保持する方法
【えんのきれめはこでつなぐ】 – 夫婦関係が悪化しても、子どもがいればその縁を維持しやすいという考え。
縁は異なもの、味なもの – 人との不思議なつながりの魅力
【えんはいなもの、あじなもの】 – 人との縁は予測不能で不思議なもので、その出会いが魅力的であること。
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