日本には子供が産まれてからご長寿の御祝まで、成長を願うお祝いや長寿のお祝いなど、人生の節目にお祝する風習があります。
ここでは、一生に一度の祝い事を一覧で紹介していきます。
お七夜
お七夜(おしちや)は、誕生から7日目の夜に赤ちゃんの健やかな成長を願って行うお祝いである。平安時代からつづく民俗行事で、生まれた子に名前をつけて、社会の一員として仲間になることを認めてもらう儀式である。出典:Wikipedia
お宮参り・初宮参り
日本には赤ちゃんの誕生と健やかな成長を願って、生誕約1か月目に、両親と父方の祖母が付き添って神社にお宮参りをする風習がある。
初宮参り(はつみやまいり)とは、赤ちゃんが無事に生誕1か月目を迎えたことを産土神に感謝して報告する行事である。
一般的に男の子は生後31日や32日、女の子は32日や33日に行われるようであるが各地域で様々である。最近では主に生後1か月頃に行われていることが多い。
出典:Wikipedia
お食い初め・百日祝い
生後100日目(または110日目、120日目[1])に行われる儀式。日本では「お食い初め(おくいぞめ)」や「真魚始め(まなはじめ)」、初めて箸を使うので「箸揃え(はしそろえ)」「箸初め(はしぞめ)」、祝う時期が歯の生え始めであるから「歯がため」とも呼ぶ地域もある。
個人差はあるが、新生児の生後100日頃に乳歯が生え始める。この時期に「一生涯、食べることに困らないように」との願いを込めて食事をする真似をさせる儀式である。 この儀式は、平安時代から行われてきたものである。
伝統的な形の「お食い初め」は、一汁三菜の「祝い膳(いわいぜん)」が用意される。これには鯛など尾頭(おかしら)つきの魚および、赤飯・焚き物・香の物・紅白の餅のほか、吸う力が強くなるようにとの考えから吸い物(汁物)、歯が丈夫になるようにとの考えから歯固め石が供される。出典:Wikipedia
七五三
七五三(しちごさん)とは、7歳、5歳、3歳の子どもの成長を祝う日本の年中行事であり、神社・寺などで「七五三詣で」を行い、報告、感謝、祈願を行う奉告祭。
神事としては、感謝をささげ祝うことが重要であるとの考え方から、現代では、数え年でなく満年齢で行う場合も多い。
明治改暦以降は新暦の11月15日に行われるようになった。
現在では11月15日にこだわらずに、11月中のいずれかの土・日・祝日に行なうことも多くなっている。 北海道等、寒冷地では11月15日前後の時期は寒くなっていることから、1か月早めて10月15日に行う場合が多い。出典:Wikipedia
成人式
成人式(せいじんしき)とは、年度内に成人となる人々を学齢ごとに日本の各地方自治体が主に1月第2月曜日(成人の日)に激励・祝福する行事である。講演会を開いたり、記念品を贈ったりする
2022年(令和4年)4月1日に成年が20歳から18歳に引き下げられたが、成人式の対象年齢を引き続き20歳にする自治体と18歳に引き下げる自治体がある。
出典:Wikipedia
厄落とし・厄祓い
厄祓い(やくばらい)とは、災厄を避け、今後の人生を無事安泰に過ごすため、祈願祈祷すること。
厄年(やくどし)は、日本などで厄災が多く降りかかるとされる年齢で、一般に、数え年で男性が、25歳、42歳、61歳、女性は19歳、33歳、37歳とされ、前後の一年を前厄、後厄と言う。
とくに、男性の42歳、女性の33歳は大厄と言われています。
出典:Wikipedia
長寿の祝い
日本に長寿をお祝いする祝い歳があります。本来これら(還暦および大還暦を除く)は全て数え年での祝いですが、現在は満年齢で祝う場合も多いようです。
- 60歳 還暦(かんれき)、華甲(かこう)
- 70歳 古希(こき)
- 77歳 喜寿(きじゅ)
- 80歳 傘寿(さんじゅ)
- 81歳 半寿(はんじゅ)、盤寿(ばんじゅ)
- 88歳 米寿(べいじゅ)
- 90歳 卒寿(そつじゅ)
- 99歳 白寿(はくじゅ)
- 100歳 百寿(ひゃくじゅ・ももじゅ)、紀寿(きじゅ)
- 108歳 茶寿(ちゃじゅ)、不枠(ふわく)
- 111歳 皇寿(こうじゅ)、川寿(せんじゅ)
- 119歳 頑寿(がんじゅ)
- 120歳 大還暦(だいかんれき)、昔寿(せきじゅ)
出典:Wikipedia
【ハレとケ】
ハレ(晴れ、霽れ)は儀礼や祭、年中行事などの「非日常」、ケ(褻)は普段の生活である「日常」を表しています。
ハレの場においては、衣食住や振る舞い、言葉遣いなどを、ケとは画然と区別しました。
もともとハレとは、折り目・節目を指す言葉です。ハレの語源は「晴れ」であり、「晴れの舞台」(=生涯に一度ほどの大事な場面)、「晴れ着」(=折り目・節目の儀礼で着用する衣服)などの言い回しで使用されています。
出典:Wikipedia
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