1月は新年の始まりを迎える特別な月であり、数多くの美しい言葉が存在します。この時期に使われる異称や季語、風物詩は、日本の文化や季節感を深く味わうための大切な要素です。ここでは、1月の美しい言葉を異称、季語、風物詩のカテゴリに分けてご紹介し、その魅力をお伝えします。
1月の美しい言葉
出典・参考:Wikipedia・Weblio・コトバンク・goo辞書
1月の異称
1月を表す古い呼び名で。たくさんの美しい呼び名があります。(出典:『読史備要』)
睦月【むつき】
陰暦1月の異称。
- 元月(がんげつ)
- 眤月(むつき)
- 端月(たんげつ)
- 初月(しょげつ)
- 嘉月(かげつ)
- 泰月(たいげつ)
- 征月(せいげつ)
- 陬月(そうげつ)
- 正陽月(せいようづき)
- 年初月(ねんしょづき)
- 初春月(はつはるづき)
- 暮新月(くれしづき)
- 初空月(はつそらづき)
- 霞初月(かすみそめづき)
- 太郎月(たろうづき)
- 三微月(さんびづき)
- 早綠月(さみどりづき)
- 初春(しょしゅん、はつはる)
- 孟春(もうしゅん)
- 上春(じょうしゅん)
- 開春(かいしゅん)
- 獻春(けんしゅん)
- 首歳(しゅさい)
- 初歳(しょさい)
- 肇歳(とうさい)
- 開歳(かいさい)
- 方歳(ほうさい)
- 華歳(かさい)
- 芳歳(ほうさい)
- 發歳(はっさい)
- 獻歳(けんさい)
- 主月歳(しゅげつさい)
- 年初(ねんしょ)
- 甫年(ほねん)
- 青陽(せいよう)
- 孟陽(もうよう)
- 正陽(せいよう)
- 初陽(しょよう)
- 孟陬(もうすう)
- 履端(りたん)
- 始和(しか)
- 月正(げっせい)
1月の季語
日本の1月は、新年を迎える特別な月であり、多くの伝統行事や風物詩が見られます。この時期の季語には、新しい年の始まりを祝うものから、冬の厳しい寒さを感じさせるものまで、さまざまな表現があります。これらの季語を通じて、日本の文化や季節感をより深く理解し、楽しむことができます。以下に、1月の季語とその読み方を紹介します。
- お年玉(おとしだま)
- 一月(いちがつ)
- 七種(ななくさ)
- 万両(まんりょう)
- 三ヶ日(さんがにち)
- 三寒四温(さんかんしおん)
- 今年(ことし)
- 仕事始(しごとはじめ)
- 伊勢海老(いせえび)
- 侘助(わびすけ)
- 元日(がんじつ)
- 元旦(がんたん)
- 冬柏(ふゆばく)
- 冬深し(ふゆふかし)
- 冬菫(ふゆすみれ)
- 冴ゆ(さゆ)
- 凍る(こおる)
- 凍蝶(いてちょう)
- 初凪(はつなぎ)
- 初場所(はつばしょ)
- 初声(はつごえ)
- 初夢(はつゆめ)
- 初富士(はつふじ)
- 初手水(はつちょうず)
- 初日(はつひ)
- 初日記(はつにっき)
- 初明り(はつあかり)
- 初春(しょしゅん)
- 初景色(はつけしき)
- 初晴(はつばれ)
- 初暦(はつごよみ)
- 初東風(はつこち)
- 初湯(はつゆ)
- 初漁(はつりょう)
- 初烏(はつがらす)
- 初空(はつぞら)
- 初竈(はつかまど)
- 初若菜野(はつわかなの)
- 初茜(はつあかね)
- 初詣(はつもうで)
- 初鏡(はつかがみ)
- 初雀(はつすずめ)
- 初霰(はつあられ)
- 初鳩(はつばと)
- 初鴬(はつうぐいす)
- 初鶏(はつにわとり)
- 千両(せんりょう)
- 去年(きょねん)
- 去年今年(こぞことし)
- 双六(すごろく)
- 吹雪(ふぶき)
- 大寒(だいかん)
- 宝船(たからぶね)
- 寒(かん)
- 寒の入(かんのいり)
- 寒卵(かんたまご)
- 寒晴(かんばれ)
- 寒月(かんげつ)
- 寒梅(かんばい)
- 寒椿(かんつばき)
- 寒燈(かんとう)
- 寒牡丹(かんぼたん)
- 寒肥(かんごえ)
- 寒見舞(かんみまい)
- 寒雀(かんすずめ)
- 寒鯉(かんごい)
- 寒鴉(かんがらす)
- 小寒(しょうかん)
- 年玉(としだま)
- 年男(としおとこ)
- 年賀(ねんが)
- 年賀状(ねんがじょう)
- 御神渡り(おみわたり)
- 御降(みふり)
- 成人の日(せいじんのひ)
- 探梅(たんばい)
- 新年(しんねん)
- 旧年(きゅうねん)
- 早梅(そうばい)
- 春待つ(はるまつ)
- 春菊(しゅんぎく)
- 春隣(はるとなり)
- 書初(かきぞめ)
- 松の内(まつのうち)
- 楪(ゆずりは)
- 橙(だいだい)
- 歌留多(かるた)
- 正月(しょうがつ)
- 歯朶(しだ)
- 水仙(すいせん)
- 氷(こおり)
- 氷柱(つらら)
- 注連飾(しめかざり)
- 独楽(こま)
- 破魔矢(はまや)
- 福寿草(ふくじゅそう)
- 福引(ふくびき)
- 福笑(ふくわらい)
- 羽子板(はごいた)
- 臘梅(ろうばい)
- 花奪ひ(はなうばい)
- 若水(わかみず)
- 若潮(わかしお)
- 若菜(わかな)
- 葉牡丹(はぼたん)
- 賀状(がじょう)
- 達磨市(だるまいち)
- 鏡開(かがみびらき)
- 鏡餅(かがみもち)
- 門松(かどまつ)
- 雪山(ゆきやま)
- 雪折(ゆきおれ)
- 雪掻(ゆきかき)
- 雪沓(ゆきぐつ)
- 雪焼(ゆきやけ)
- 雪眼(ゆきまなこ)
- 雪見(ゆきみ)
- 風花(かざはな)
- 餅花(もちばな)
[食物]- 1月の美しい季語
- 寒卵
- 寒鰈
- 寒鯉
- 寒鮒
- 寒鰤
- 氷下魚(コマイ)
- 鰤(ブリ)
- 寒蜆
- 小松菜(コマツナ)
- 寒餅
- 煮凝
- 水餅
- 雪見酒
1月の風物詩
日本の1月は、新しい年を迎える喜びとともに、伝統的な行事や風習が数多くあります。これらの風物詩は、日本の文化や習慣を感じることができる素晴らしい機会です。以下に、1月に関連する風物詩のリストを振り仮名付きで紹介します。
- 年賀状(ねんがじょう)
- 初詣(はつもうで)
- お年玉(おとしだま)
- 初夢(はつゆめ)
- 福袋(ふくぶくろ)
- 正月遊び(しょうがつあそび)
- 成人式(せいじんしき)
- 正月(しょうがつ)
- 元日・元旦(がんじつ・がんたん)
- 箱根駅伝(はこねえきでん)
- 初詣(はつもうで)
- 年始挨拶(ねんしあいさつ)
- 書初め(かきぞめ)
- 餅つき(もちつき)
- 鏡開き(かがみびらき)
- 正月遊び(しょうがつあそび)
- 小正月(こしょうがつ)
- 初売りセール(はつうりせーる)
- 初荷(はつに)
- 若水(わかみず)
- 初釜(はつがま)
- 新年会(しんねんかい)
- 仕事始め(しごとはじめ)
- 成人の日(せいじんのひ)
- どんど焼き(どんどやき)
- 出初式(でぞめしき)
- 藪入り(やぶいり)
- 鏡餅(かがみもち)
- おせち料理(おせちりょうり)
- 雑煮(ぞうに)
- 七草粥(ななくさがゆ)
- おしるこ(おしるこ)
- 甘酒(あまざけ)
- いよかん(いよかん)
- 春菊(しゅんぎく)
- 公魚(わかさぎ)
- 鰤(ぶり)
- ズワイガニ(ずわいがに)
これらの風物詩は、それぞれが持つ特有の意味や背景を理解することで、より一層日本の1月を楽しむことができるでしょう。新年の始まりを祝い、家族や友人と共に過ごすこの時期を、ぜひ大切にしてください。
以上、1月の美しい言葉 – 異称・季語・風物詩 を紹介しました。
1月の異称、季語、風物詩は、それぞれが日本文化の深い意味を持ち、新年を迎える喜びや冬の風情を感じさせます。これらの美しい言葉は、季節の移ろいを表現し、私たちの日常に彩りを与えてくれます。1月の特別な言葉を通じて、日本の伝統や風情を再発見し、その魅力を楽しむことができるでしょう。新しい年を迎えるこの時期に、ぜひこれらの言葉を心に留め、豊かな時間を過ごしてください。
コメント