古風な響きの植物の名前 51~100
片栗【かたくり・はまひめゆり】
カタクリ(学名:Erythronium japonicum)は、ユリ科に属する多年草。春に紫色の花を咲かせる。名前は、古くから澱粉を採取するために利用されたことから。
牡丹【ぼたん】
ボタン(学名:Paeonia suffruticosa)は、ボタン科に属する落葉低木。春に大輪の花を咲かせ、庭園や盆栽として愛される。
男郎花【おとこえし】
オトコエシ(学名:Patrinia villosa)は、オミナエシ科に属する多年草。夏から秋にかけて白い花を咲かせる。名前は、女性を象徴するオミナエシに対して名付けられた。
畦鳴子【あぜなるこ】
アゼナルコ(学名:Juncus effusus)は、イグサ科に属する多年草。水辺や湿地に生育し、畦道に生えることから。
番紅花【さふらん】
サフラン(学名:Crocus sativus)は、アヤメ科に属する多年草。秋に紫色の花を咲かせ、花の雌蕊は高価なスパイスとして利用される。
皐【さつき】
サツキ(学名:Rhododendron indicum)は、ツツジ科に属する常緑低木。春から初夏にかけてピンクや赤の花を咲かせる。
睡蓮【すいれん】
スイレン(学名:Nymphaea)は、スイレン科に属する多年草。夏に水面に浮かぶように花を咲かせる。
石斛【せっこく】
セッコク(学名:Dendrobium moniliforme)は、ラン科に属する多年草。春に白やピンクの花を咲かせる。名前は、石に生えることから。
石楠花【しゃくなげ】
シャクナゲ(学名:Rhododendron)は、ツツジ科に属する常緑低木。春に豪華な花を咲かせ、庭園や公園で広く栽培される。
碇草【いかりそう】
イカリソウ(学名:Epimedium)は、メギ科に属する多年草。春に小さな花を咲かせ、葉が船の碇に似ていることから名付けられた。
秋桜【こすもす】
コスモス(学名:Cosmos bipinnatus)は、キク科に属する一年草。秋にピンクや白の花を咲かせる。名前は、秋に咲くことから。
空木【うつぎ】
ウツギ(学名:Deutzia)は、アジサイ科に属する落葉低木。春から初夏にかけて白い花を咲かせる。名前は、茎が中空であることから。
竜胆【りんどう】
リンドウ(学名:Gentiana scabra var. buergeri)は、リンドウ科に属する多年草。秋に青紫色の花を咲かせ、名前は竜胆の根が薬用として利用されることから。
紫苑【しおん】
シオン(学名:Aster tataricus)は、キク科に属する多年草。秋に紫色の花を咲かせる。名前は、古くから薬用植物として利用されたことから。
紫茉莉【むらさきのまつり】
ムラサキノマツリ(学名:Mirabilis jalapa)は、オシロイバナ科に属する多年草。夕方に花を咲かせ、紫や白の花が特徴。
紫蘭【しらん】
シラン(学名:Bletilla striata)は、ラン科に属する多年草。春に紫や白の花を咲かせる。
細辛【さいしん】
サイシン(学名:Asarum sieboldii)は、ウマノスズクサ科に属する多年草。春に暗紫色の花を咲かせ、根は薬用として利用される。
美人草【びじんそう】
ビジンソウ(学名:Erigeron philadelphicus)は、キク科に属する多年草。春から夏にかけてピンク色の花を咲かせる。名前は、花の美しさが美人に例えられたことから。
胡蝶花【こちょうばな】
コチョウバナ(学名:Bauhinia variegata)は、マメ科に属する落葉低木。春に蝶のような形の美しい花を咲かせる。名前は、花の形が蝶に似ていることから。
芍薬【しゃくやく】
シャクヤク(学名:Paeonia lactiflora)は、ボタン科に属する多年草。春から初夏にかけて大輪の花を咲かせる。花の美しさから「立てば芍薬」と称される。
芥子【けし】
ケシ(学名:Papaver somniferum)は、ケシ科に属する一年草。春に様々な色の花を咲かせ、種子は食用や薬用として利用される。
芭蕉【ばしょう】
バショウ(学名:Musa basjoo)は、バショウ科に属する多年草。日本では観賞用として栽培され、芭蕉(バナナに似た植物)という名前は古典文学にも登場する。
花忍【はなしのぶ】
ハナシノブ(学名:Polemonium caeruleum)は、ハナシノブ科に属する多年草。夏に青い花を咲かせる。名前は、忍び寄るような花の姿から。
花水木【はなみずき】
ハナミズキ(学名:Cornus florida)は、ミズキ科に属する落葉高木。春に白やピンクの花を咲かせ、庭木や街路樹として広く栽培される。
苧環【おだまき】
オダマキ(学名:Aquilegia)は、キンポウゲ科に属する多年草。春から夏にかけて様々な色の花を咲かせる。花の形が糸を巻く苧環に似ていることから名付けられた。
菖蒲【あやめ】
アヤメ(学名:Iris sanguinea)は、アヤメ科に属する多年草。春から初夏にかけて紫色の花を咲かせる。名前は、文目(あやめ)の模様に由来。
菖蒲【しょうぶ】
ショウブ(学名:Acorus calamus)は、ショウブ科に属する多年草。湿地に生育し、葉が剣のような形をしている。名前は、端午の節句に使用されることから。
菘【すずな】
スズナ(学名:Brassica rapa var. glabra)は、アブラナ科に属する一年草。春に黄色い花を咲かせ、葉や根は食用として利用される。七草の一つ。
菫【すみれ】
スミレ(学名:Viola mandshurica)は、スミレ科に属する多年草。春に紫色の花を咲かせる。名前は、花の形が美しいことから。
葵【あおい】
アオイ(学名:Malva sylvestris)は、アオイ科に属する多年草。夏にピンク色の花を咲かせ、薬用としても利用される。
蒲公英【たんぽぽ】
タンポポ(学名:Taraxacum)は、キク科に属する多年草。春に黄色い花を咲かせ、綿毛状の種子が風に乗って飛ぶことで知られる。
蓮【はす】
ハス(学名:Nelumbo nucifera)は、ハス科に属する多年草。夏に大きな花を咲かせ、葉や花は仏教の象徴としても重要視される。
蓮華【れんげ】
レンゲ(学名:Astragalus sinicus)は、マメ科に属する一年草。春にピンク色の花を咲かせ、田畑の肥料として利用されることが多い。
蕣【あさがお】
アサガオ(学名:Ipomoea nil)は、ヒルガオ科に属する一年草。夏に様々な色の花を咲かせ、朝に花が開き夕方にはしぼむ特徴がある。
蕺草【どくだみ】
ドクダミ(学名:Houttuynia cordata)は、ドクダミ科に属する多年草。夏に白い花を咲かせ、薬草としても利用される。独特の香りが特徴。
薊【あざみ】
アザミ(学名:Cirsium)は、キク科に属する多年草。夏に紫色の花を咲かせ、棘のある葉が特徴。名前は、古くから和歌に詠まれることが多い。
薺【なずな】
ナズナ(学名:Capsella bursa-pastoris)は、アブラナ科に属する一年草。春に白い花を咲かせ、七草の一つとして知られる。
蘭【らん】
ラン(学名:Orchidaceae)は、ラン科に属する多年草。様々な種類があり、花の美しさから観賞用として広く栽培される。
虎杖【いたどり】
イタドリ(学名:Reynoutria japonica)は、タデ科に属する多年草。春に小さな白い花を咲かせ、若い茎は食用として利用される。
蜻蛉草【とんぼそう】
トンボソウ(学名:Liparis kumokiri)は、ラン科に属する多年草。夏に黄緑色の花を咲かせ、花の形が蜻蛉(トンボ)に似ていることから名付けられた。
赤麻【あかそ】
アカソ(学名:Boehmeria nivea)は、イラクサ科に属する多年草。夏に小さな花を咲かせ、繊維が取りやすいことから布の原料として利用される。
躑躅【つつじ】
ツツジ(学名:Rhododendron)は、ツツジ科に属する常緑低木。春から初夏にかけて様々な色の花を咲かせ、庭園や公園で広く栽培される。
辛夷【こぶし】
コブシ(学名:Magnolia kobus)は、モクレン科に属する落葉高木。春に白い花を咲かせ、花が咲くときに芽が拳のように見えることから名付けられた。
酢漿草【かたばみ】
カタバミ(学名:Oxalis corniculata)は、カタバミ科に属する多年草。夏に黄色い花を咲かせ、葉は三つ葉で、クローバーに似ている。
野老【ところ】
トコロ(学名:Dioscorea tokoro)は、ヤマノイモ科に属する多年草。春に小さな花を咲かせ、根は薬用として利用される。
金光花【きんこうか】
キンコウカ(学名:Narthecium asiaticum)は、キンコウカ科に属する多年草。湿地に生育し、夏に黄色い花を咲かせる。
金木犀【きんもくせい】
キンモクセイ(学名:Osmanthus fragrans var. aurantiacus)は、モクセイ科に属する常緑低木。秋に橙色の花を咲かせ、甘い香りが特徴。
金盞花【きんせんか】
キンセンカ(学名:Calendula officinalis)は、キク科に属する一年草。春から夏にかけて黄色やオレンジ色の花を咲かせる。薬用植物としても利用される。
金糸梅【きんしばい】
キンシバイ(学名:Hypericum patulum)は、オトギリソウ科に属する落葉低木。夏に黄色い花を咲かせ、庭木として人気がある。
金鳳花【きんぽうげ】
キンポウゲ(学名:Ranunculus japonicus)は、キンポウゲ科に属する多年草。春に黄色い花を咲かせ、湿地に生育する。
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