- 夏の雲
【なつのくも】夏に特有の雲。積乱雲が発生しやすく、天気が急変する。 - 夏の霜
【なつのしも】夏に現れる霜。比喩的な表現で、夏には現れない。 - 夏の霞
【なつのかすみ】夏の朝や夕方に見られる薄い霞。熱気で空気がぼんやりと見えることから。 - 夏の霧
【なつのきり】夏に発生する霧。朝夕の冷え込みや湿度の高い地域で見られる。 - 夏の露
【なつのつゆ】夜間の冷え込みで植物につく露。夏の夜の清涼感を象徴。 - 夏の風
【なつのかぜ】夏に吹く風。涼しげで心地よいことが多い。 - 夏めく
【なつめく】夏らしくなること。夏の気配が感じられるようになる。 - 夏山家
【なつやまが】夏を過ごすための山の家。避暑地に建つ別荘など。 - 夏山路
【なつやまじ】夏の山を歩く道。自然の緑が豊かで、避暑に適した場所。 - 夏日向
【なつびなた】夏の日差しを受ける場所。強い日差しの中、温かさを感じることができる。 - 夏日影
【なつひかげ】夏の日陰。涼を求める場所。 - 夏柳
【なつやなぎ】夏の柳。風にそよぐ柳の姿が涼しげで美しい。 - 夏桜
【なつざくら】夏に咲く桜の品種。または、夏に桜を思わせる花。 - 夏至
【げし】一年で昼の時間が最も長く、夜が最も短い日。夏の始まりを告げる。 - 夏至の夜
【げしのよる】夏至の夜。一年で最も短い夜。 - 夏至の雨
【げしのあめ】夏至頃に降る雨。農作物にとって重要な時期の雨。 - 夏至夜風
【げしよかぜ】夏至の頃に吹く夜の風。涼しく心地よい。 - 夏至白夜
【げしびゃくや】夏至の時期に高緯度地域で見られる白夜。夜でも薄明るい。 - 夏雨
【なつさめ】夏に降る雨。しばしば急で強いが、涼をもたらす。 - 夕凪
【ゆうなぎ】夕方になると海や湖が風がなく穏やかになること。 - 夕涼
【ゆうすず】夕方に感じる涼しさ。日が沈み、気温が下がることから。 - 夕清水
【ゆうしみず】夕方の清らかな水。夕暮れ時の清涼感を象徴。 - 夕立雲
【ゆうだちぐも】夕立をもたらす雲。夏の夕方に急に現れる。 - 夕立風
【ゆうだちかぜ】夕立の前に吹く風。夕立を予感させる涼やかな風。 - 夜の秋
【よのあき】夜に感じる秋の気配。特に夏の終わりに感じる涼しさを指す。 - 夜半の夏
【よわのなつ】夜半過ぎに感じる夏の特徴。熱帯夜などを指すことも。 - 夜焚
【よたき】夜間に焚火をすること。または、その焚火。 - 大暑
【たいしょ】二十四節気の一つで、一年で最も暑い時期を指す。 - 季夏
【きか】四季の一つ、夏。特定の文脈では夏全体を指すこともある。 - 小暑
【しょうしょ】二十四節気の一つで、大暑の前、夏至と大暑の間の期間。比較的暑くなり始める時期。 - 山清水
【やましみず】山中の清らかで冷たい水。自然の美しさや清涼感を象徴する。 - 山滴り
【やましたたり】山から滴り落ちる水。清冽な水の音や姿を表す。 - 常夏月
【とこなつづき】陰暦6月の異称。 - 微涼
【びりょう】わずかに涼しいさま。暑さの中で感じるわずかな涼しさを表す。 - 慈雨
【じう】植物に恵みをもたらす優しい雨。農作物にとってありがたい雨を意味する。 - 打ち水
【うちみず】地面に水を撒いて涼を取ること。また、その水。夏の風物詩の一つ。 - 早乙女
【さおとめ】田植えをする若い女性。昔の農村では、田植えの時期に若い女性が田んぼで働く姿が見られた。 - 早苗月
【さなえづき】苗を植える月。農作業の一環としての田植えが行われる時期。 - 星涼し
【ほしすずし】星が瞬いている夜が涼しいこと。星明かりの下で感じる涼やかな夜。 - 時鳥の落し文
【ほととぎすのおとしぶみ】時鳥(ホトトギス)が鳴き、その声がまるで手紙のように感じられる情緒的な表現。
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