夏の言葉一覧 183種類【夏の言葉集め】夏を表す和風で美しい言葉

夏の言葉一覧 183種類【夏の言葉集め】夏を表す和風で美しい言葉 美しい言葉
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夏の言葉集め:夏を感じる美しい・綺麗な言葉を一覧にまとめた夏の情景を感じる言葉集です。夏を代表する和風の言葉とその読み方・意味を紹介します。

夏という季節は、日本の文化や風土に深く根ざした美しい言葉が数多く存在します。暑さや季節の移り変わりを詠った古典から、日常生活で用いる言葉まで、和風の繊細さと美しさを感じさせる表現が豊かに揃っています。ここでは、夏の風物詩や季節感を味わうために不可欠な言葉を集めました。ぜひ、夏の訪れを感じる言葉たちに触れながら、和の風情をお楽しみください。

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夏を感じる美しい言葉一覧

※ 掲載されている情報の正確さにはできる限り留意していますが、誤り等がありましたらお知らせください。意味、詳細等は辞書などでご確認ください。

  1. 三伏
    【さんぷく】夏の暑い時期にあたる三つの期間を指す。
  2. 五月
    【さつき】旧暦の五月。新暦の6月から7月ごろにあたり、初夏の時期。
  3. 入梅
    【にゅうばい】梅雨の始まり。
  4. 初夏
    【しょか】夏の初め。春から夏にかけての時期。
  5. 半夏生
    【はんげしょう】夏至の頃に生育する半夏という植物。または、その頃。
  6. 卯月
    【うづき】旧暦の四月。新暦の5月ごろ、春から初夏にかけての時期。
  7. 土用
    【どよう】四季の各季節の終わりにあたる約18日間。特に、夏の土用の期間は暑中見舞いの時期とされる。
  8. 夏の夕
    【なつのゆう】夏の夕方。暑さが和らいできて、ほっと一息つける時間。
  9. 夏の夜
    【なつのよる】夏の夜。暑さが残るが、それでいてどこか心地よい夜。
  10. 夏の宵
    【なつのよい】夏の初夜。日が沈んでから夜が更けるまでの涼しい時期。
  11. 夏の暁
    【なつのあかつき】夏の早朝。夜が明けて日が昇る前の涼やかな時期。
  12. 夏の朝
    【なつのあさ】夏の朝。日の出と共に暑さが始まる時間。
  13. 夏の果
    【なつのはて】夏の終わりの頃。夏の盛りが過ぎ、徐々に秋へと移り変わる時期。
  14. 夏めく
    【なつめく】夏らしくなる。夏の気配が漂い始めること。
  15. 夏至
    【げし】太陽が一年で最も北に達する日。夏の始まりを告げる節目。
  16. 夜の秋
    【よのあき】夜になると秋の気配を感じること。特に夏の終わりごろに感じる涼しさ。
  17. 大暑
    【たいしょ】二十四節気の一つ。一年で最も暑い時期を指す。
  18. 晩夏
    【ばんか】夏の終わり頃。秋に移り変わる前の時期。
  19. 梅雨寒
    【ばいうぜん】梅雨の時期に感じる肌寒さ。
  20. 極暑
    【ごくしょ】非常に暑い時期。猛暑をさらに強調した表現。
  21. 水無月
    【みなづき】旧暦の六月。新暦では7月にあたり、夏の真っ只中。
  22. 涼し
    【すずし】暑さが和らいで心地よい。
  23. 灼く
    【やく】強い日差しなどで非常に暑い。
  24. 炎昼
    【えんちゅう】日中の強い日差しによる暑さ。炎天下の昼間。
  25. 皐月
    【さつき】旧暦の五月。新暦では6月にあたり、初夏の季節。
  26. 盛夏
    【せいか】夏の最も暑い時期。夏の盛り。
  27. 短夜
    【みじかよ】日の出が早く、日の入りが遅い夏の夜。夜が短いこと。
  28. 秋近し
    【あきちかし】秋が近づいていること。夏の終わりに感じる季節の移り変わり。
  29. 立夏
    【りっか】二十四節気の一つ。夏が始まることを告げる節目。
  30. 薄暑
    【はくしょ】そこまで強くない暑さ。初夏のやや暑い程度。
  31. 麦の秋
    【むぎのあき】麦が収穫される時期。初夏。
  32. 夏の日
    【なつのひ】夏の日中。特に暑い日差しが特徴。
  33. 夏の空
    【なつのそら】夏の青く澄んだ空。時には雲一つないことが特徴。
  34. 夏の雲
    【なつのくも】夏に特有の、白く大きな積乱雲。
  35. 雲の峰
    【くものみね】雲が山のように積み重なって見える様子。特に夏に見られる。
  36. 夏の月
    【なつのつき】夏の夜に見る月。暑さの中にあっても涼しげな印象を与える。
  37. 南風
    【みなみかぜ・はえ】夏に吹く暖かい風。
  38. 黒南風
    【くろはえ】夏に吹く、湿度が高く暑い南風。
  39. 青嵐
    【あおあらし】夏に発生する強い風。時には雷を伴うこともある。
  40. 薫風
    【くんぷう】春から夏にかけて吹く、心地よい暖かい風。
  41. 朝凪
    【あさなぎ】朝、海や湖が風がなく穏やかである状態。
  42. 夕凪
    【ゆうなぎ】夕方、海や湖が風がなく穏やかである状態。
  43. 夏の雨
    【なつのあめ】夏に降る雨。短時間で激しく降ることが多い。
  44. 卯の花腐し
    【うのはなくさし】梅雨時に卯の花が湿気で腐ることから、梅雨を指す言葉。
  45. 梅雨
    【ばいう】5月から7月にかけて、長期にわたって断続的に降る雨。日本特有の季節現象。
  46. 空梅雨
    【からつゆ】梅雨期間中に雨が少ないこと。
  47. 五月雨
    【さみだれ】早夏に断続的に降る長雨。梅雨の別称。
  48. 虎が雨
    【とらがあめ】激しい雷雨。突然に降り出す夏の豪雨。
  49. 夕立
    【ゆうだち】夏の夕方に突然降り出す短時間の激しい雨。
  50. 喜雨
    【きう】農作物にとって必要な雨。特に乾燥していた時に降る雨を喜ぶことから。
  51. 雲海
    【うんかい】山間部などで、雲が海のように広がっている様子。

  52. 【かみなり】雲と雲、または雲と地上の間で起こる放電現象。音と光を伴う。
  53. 梅雨晴
    【つゆばれ】梅雨の時期に
  54. 珍しく晴れる日。
  55. 五月闇
    【さつきやみ】新緑の季節に、木々の葉が茂り始めて暗く感じる時期。
  56. 朝曇
    【あさぐもり】朝方、曇っている天気。
  57. 朝焼
    【あさやけ】朝日が昇るときに空が赤く染まる現象。
  58. 夕焼
    【ゆうやけ】夕日が沈むときに空が赤く染まる現象。
  59. 日盛
    【ひざかり】日中が最も暑い時期。夏の真っ最中を指す。
  60. 西日
    【にしび】夕方に西の方向から射す日光。
  61. 炎天
    【えんてん】夏の焼けつくような空・天気。
  62. 油照
    【あぶらてり】夏の日差しによって、物が輝くかのように見える現象。
  63. 片蔭
    【かたかげ】日差しから一部が遮られている陰。涼しい場所を求める夏の情景を表す。

  64. 【ひでり】長期間雨が降らないことで、水不足になる状態。
  65. 五月晴
    【さつきばれ】五月(旧暦の5月、新暦でいう6月頃)の晴れた日。新緑が美しい清々しい晴天を指す。
  66. 五月曇
    【さつきぐもり】五月(旧暦の5月、新暦でいう6月頃)の曇り天。晴れ間が期待されるが一時的に曇る天気。
  67. 五月空
    【さつきぞら】五月(旧暦の5月、新暦でいう6月頃)の空。澄み切った空気と新緑の明るさが特徴。
  68. 五月雨
    【さみだれ】早夏に断続的に降る長雨。梅雨の別称。
  69. 五月雲
    【さつきぐも】五月(旧暦の5月、新暦でいう6月頃)に見られる雲。春から初夏にかけての変わりやすい天候を象徴。
  70. 初夏
    【しょか】夏の始まり。温かくなり、自然が活発になる時期。
  71. 半夏雨
    【はんげあめ】夏至の頃に降る雨。半夏生の時期に降ることから。
  72. 卯の花曇
    【うのはなぐもり】卯の花が咲く時期(春から初夏)に見られる曇り空。
  73. 卯月
    【うづき】旧暦の四月。春の終わりから初夏にかけての時期。
  74. 卯月曇
    【うづきぐもり】卯月に見られる曇り天。春雨を連想させる。
  75. 夏の別れ
    【なつのわかれ】夏が終わり、秋へと移り変わる時期。夏の終わりを惜しむ心情を表す。
  76. 夏の天
    【なつのてん】夏の空。晴れ渡り、時には強い日差しが特徴。
  77. 夏の星
    【なつのほし】夏に見られる星。夜空がクリアになりやすく、星がよく見える。
  78. 夏の暮
    【なつのくれ】夏の夜暮れ。夕闇が訪れ、一日の暑さが和らぐ時。
  79. 夏の月
    【なつのつき】夏の夜に見る月。夜風と共に涼やかな光を放つ。
  80. 夏の雨
    【なつのあめ】夏に降る雨。急な雷雨や夕立などが特徴。
  81. 夏の雲
    【なつのくも】夏に特有の雲。積乱雲が発生しやすく、天気が急変する。
  82. 夏の霜
    【なつのしも】夏に現れる霜。比喩的な表現で、夏には現れない。
  83. 夏の霞
    【なつのかすみ】夏の朝や夕方に見られる薄い霞。熱気で空気がぼんやりと見えることから。
  84. 夏の霧
    【なつのきり】夏に発生する霧。朝夕の冷え込みや湿度の高い地域で見られる。
  85. 夏の露
    【なつのつゆ】夜間の冷え込みで植物につく露。夏の夜の清涼感を象徴。
  86. 夏の風
    【なつのかぜ】夏に吹く風。涼しげで心地よいことが多い。
  87. 夏めく
    【なつめく】夏らしくなること。夏の気配が感じられるようになる。
  88. 夏山家
    【なつやまが】夏を過ごすための山の家。避暑地に建つ別荘など。
  89. 夏山路
    【なつやまじ】夏の山を歩く道。自然の緑が豊かで、避暑に適した場所。
  90. 夏日向
    【なつびなた】夏の日差しを受ける場所。強い日差しの中、温かさを感じることができる。
  91. 夏日影
    【なつひかげ】夏の日陰。涼を求める場所。
  92. 夏柳
    【なつやなぎ】夏の柳。風にそよぐ柳の姿が涼しげで美しい。
  93. 夏桜
    【なつざくら】夏に咲く桜の品種。または、夏に桜を思わせる花。
  94. 夏至
    【げし】一年で昼の時間が最も長く、夜が最も短い日。夏の始まりを告げる。
  95. 夏至の夜
    【げしのよる】夏至の夜。一年で最も短い夜。
  96. 夏至の雨
    【げしのあめ】夏至頃に降る雨。農作物にとって重要な時期の雨。
  97. 夏至夜風
    【げしよかぜ】夏至の頃に吹く夜の風。涼しく心地よい。
  98. 夏至白夜
    【げしびゃくや】夏至の時期に高緯度地域で見られる白夜。夜でも薄明るい。
  99. 夏雨
    【なつさめ】夏に降る雨。しばしば急で強いが、涼をもたらす。
  100. 夕凪
    【ゆうなぎ】夕方になると海や湖が風がなく穏やかになること。
  101. 夕涼
    【ゆうすず】夕方に感じる涼しさ。日が沈み、気温が下がることから。
  102. 夕清水
    【ゆうしみず】夕方の清らかな水。夕暮れ時の清涼感を象徴。
  103. 夕立雲
    【ゆうだちぐも】夕立をもたらす雲。夏の夕方に急に現れる。
  104. 夕立風
    【ゆうだちかぜ】夕立の前に吹く風。夕立を予感させる涼やかな風。
  105. 夜の秋
    【よのあき】夜に感じる秋の気配。特に夏の終わりに感じる涼しさを指す。
  106. 夜半の夏
    【よわのなつ】夜半過ぎに感じる夏の特徴。熱帯夜などを指すことも。
  107. 夜焚
    【よたき】夜間に焚火をすること。または、その焚火。
  108. 大暑
    【たいしょ】二十四節気の一つで、一年で最も暑い時期を指す。
  109. 季夏
    【きか】四季の一つ、夏。特定の文脈では夏全体を指すこともある。
  110. 小暑
    【しょうしょ】二十四節気の一つで、大暑の前、夏至と大暑の間の期間。比較的暑くなり始める時期。
  111. 山清水
    【やましみず】山中の清らかで冷たい水。自然の美しさや清涼感を象徴する。
  112. 山滴り
    【やましたたり】山から滴り落ちる水。清冽な水の音や姿を表す。
  113. 常夏月
    【とこなつづき】陰暦6月の異称。
  114. 微涼
    【びりょう】わずかに涼しいさま。暑さの中で感じるわずかな涼しさを表す。
  115. 慈雨
    【じう】植物に恵みをもたらす優しい雨。農作物にとってありがたい雨を意味する。
  116. 打ち水
    【うちみず】地面に水を撒いて涼を取ること。また、その水。夏の風物詩の一つ。
  117. 早乙女
    【さおとめ】田植えをする若い女性。昔の農村では、田植えの時期に若い女性が田んぼで働く姿が見られた。
  118. 早苗月
    【さなえづき】苗を植える月。農作業の一環としての田植えが行われる時期。
  119. 星涼し
    【ほしすずし】星が瞬いている夜が涼しいこと。星明かりの下で感じる涼やかな夜。
  120. 時鳥の落し文
    【ほととぎすのおとしぶみ】時鳥(ホトトギス)が鳴き、その声がまるで手紙のように感じられる情緒的な表現。
  121. 晩涼
    【ばんりょう】夜になって涼しくなること。夏の夜の涼やかな時間帯。
  122. 月下美人
    【げっかびじん】夜に咲いて朝にはしぼむ、美しい白い花。また、その美しさから人の美しさを例えることも。
  123. 月涼し
    【つきすずし】月明かりの下が涼しいこと。夜、月光を浴びながら感じる涼やかさ。
  124. 朝の蛍
    【あさのほたる】朝方に見られる蛍。夜明け前の僅かな時間に見ることができる。
  125. 朝凪
    【あさなぎ】朝、海や湖が風がなく穏やかであること。清々しい朝の静けさを象徴。
  126. 朝涼
    【あさすず】朝方に感じる涼しさ。夜の冷え込みからの清涼感。
  127. 朝焼け
    【あさやけ】夜明け前の空が赤く染まること。新しい一日の始まりを告げる美しい光景。
  128. 朝虹
    【あさにじ】朝、雨上がりに見ることができる虹。新しい朝の始まりを象徴する幸運の兆し。
  129. 来ぬ秋
    【こぬあき】まだ来ていない秋。夏の終わりに秋の到来を待ちわびる心情を表す。
  130. 梅の雨
    【うめのあめ】梅の花が咲く頃に降る雨。春から初夏にかけてのやわらかな雨。
  131. 梅雨の月
    【つゆのつき】梅雨の期間中の月。雨が多く、湿度が高い時期。
  132. 梅雨の蝶
    【つゆのちょう】梅雨の時期に見られる蝶。雨の合間に活動する姿が印象的。
  133. 梅雨の走り
    【つゆのはしり】梅雨が始まる前兆となる雨。梅雨入りの前に断続的に降る雨。
  134. 梅雨の雷
    【つゆのらい】梅雨時によく発生する雷。湿度が高く不安定な気候が雷を引き起こす。
  135. 梅雨曇
    【つゆぐもり】梅雨の期間中の曇り天。雨が降りやすく、晴れ間が少ない。
  136. 梅雨雲
    【つゆぐも】梅雨の時期に発生する雲。湿度が高く、雨をもたらす雲。
  137. 梅霖
    【ばいりん】長く続く梅雨の雨。農作物にとって恵みの雨。
  138. 梔子の花
    【くちなしのはな】夏に白い花を咲かせる植物。芳香があり、夏の香りを象徴。
  139. 橘月
    【たちばなづき】陰暦5月の異称。
  140. 水無月
    【みなづき】旧暦の六月。新暦で言うと7月頃、初夏から盛夏にかけての時期。
  141. 油照り
    【あぶらでり】日差しが強く、物体が輝いて見える様子。特に夏の日差しの下での光景。
  142. 洒涙雨
    【さいるいう】陰暦七月七日に降る雨。涙のように貴重でありがたい雨を表す。
  143. 海霧
    【うみぎり】海から立ち上る霧。海岸近くでよく見られ、幻想的な雰囲気を醸し出す。
  144. 涼風
    【すずかぜ】涼しい風。夏の暑さを和らげてくれる心地よい風。
  145. 涼風
    【りょうふう】同上。涼しい風の意。
  146. 炎暑
    【えんしょ】非常に暑い天候。炎天下の厳しい暑さを表す。
  147. 短夜
    【みじかよ】夏至の頃に見られる、一年で最も短い夜。日の長い夏の特徴。
  148. 秋の境
    【あきのさかい】夏と秋の境目。夏の終わりと秋の始まりを感じさせる時期。
  149. 秋隣
    【あきどなり】秋が近づいている様子。夏の終わりに秋の気配を感じること。
  150. 立夏
    【りっか】二十四節気の一つ。夏が始まるとされる日。
  151. 紫陽花
    【あじさい】雨の多い初夏に咲く花。色鮮やかで、梅雨の季節を代表する花。
  152. 緑雨
    【りょくう】新緑の季節に降る雨。植物にとって恵みとなる雨。
  153. 翌は秋
    【あすはあき】明日はもう秋であるという意味。夏の終わりを告げ、秋の到来を予感させる言葉。
  154. 花残月
    【はなのこりづき】花が散り始める時期。美しさが残るが、終わりに近づいている季節の変わり目。
  155. 苔清水
    【こけしみず】苔が生えた場所に湧く清水。清らかで冷たい水のイメージ。
  156. 茅花流し
    【つばなながし】夏の終わりに行われる行事。茅の輪をくぐって厄を払う、日本の伝統的な行事の一つ。
  157. 蓮浮葉
    【はすうきは】水面に浮かぶ蓮の葉。水面を覆う蓮の葉は、夏の風情を象徴する。
  158. 薄暑
    【はくしょ】それほど強くない暑さ。初夏や夏の終わりに感じる、過ごしやすい暑さ。
  159. 薄衣
    【うすぎぬ】夏に着る薄手の衣服。暑い季節に適した、軽くて涼しい衣類。
  160. 薫風
    【くんぷう】心地よい香りを運んでくる春から夏にかけての風。自然の恵みと感じさせる風。
  161. 虹の橋
    【にじのはし】虹がかかる様子を橋に例えた言葉。美しさや幻想性を象徴する。
  162. 虹の輪
    【にじのわ】虹が形成する円形や半円形の美しい形。自然の神秘性を感じさせる。
  163. 蛍合戦
    【ほたるがっせん】多くの蛍が光りながら飛び交う様子。夏の夜の風情を楽しむ情景。
  164. 蝉時雨
    【せみしぐれ】蝉が一斉に鳴き始めること。夏の盛りを告げる自然の音景色。
  165. 西日の矢
    【にしびのや】夕方に西から射す日光。強い光が矢のように直線的に感じられる様子。
  166. 賀茂祭
    【かもまつり】京都で行われる伝統的な祭り。五月の初旬に賀茂別雷神社(上賀茂神社)と賀茂御祖神社(下鴨神社)で執り行われる。
  167. 踊花
    【おどりばな】花が風に揺れる様子。または、華やかに咲き誇る様子。
  168. 踊草
    【おどりそう】風に揺れる草。生命力あふれる夏の草原を表す。
  169. 雨の祈
    【あめのいのり】雨を願う祈り。特に、農業が盛んな地域では雨乞いが行われることがある。
  170. 雨の蛍
    【あめのほたる】雨の中で光る蛍。雨にも負けずに光る姿が印象的。
  171. 雨乞鳥
    【あまごいどり】雨を呼ぶとされる鳥。または、雨を願うときに鳴く鳥。
  172. 雨燕
    【あまつばめ】雨が降る前に活発に飛び回る燕。雨の予兆として知られる。
  173. 雨祝
    【あめいわい】雨を喜ぶこと。特に農業にとっては、雨が恵みとなるため。
  174. 雪加
    【せっか】雪が加わること。または、雪を感じさせる何かが加わること。
  175. 雲の峰
    【くものみね】雲が山のように積み重なる様子。特に夏に見られる光景。
  176. 雷声
    【らいせい】雷が発する大きな音。夏の嵐を象徴する音。
  177. 露涼し
    【つゆすずし】露によって感じる涼しさ。朝夕の露が涼やかな感覚をもたらす。
  178. 青嵐
    【あおあらし】夏の強い風。青葉を揺らす風を指すことが多い。
  179. 青梅雨
    【あおつゆ】早くから降り始める梅雨。または、梅雨の晴れ間のこと。
  180. 青田
    【あおた】稲が青々と育つ田。初夏に見られる風景。
  181. 風の香
    【かぜのか】風が運んでくる様々な香り。季節や自然の移り変わりを感じさせる。
  182. 風薫る
    【かぜかおる】風に自然の香りが混じっていること。春から夏にかけて、新緑の香りなどが感じられる。
  183. 風鈴
    【ふうりん】風で鳴る鐘。夏の風物詩として、窓辺などに吊るされる。

夏の訪れを彩る和風の言葉の一覧でした。古今東西に渡る夏の言葉の数々を通じて、日本独特の季節感や風情を感じ取るひとときをお楽しみください。和の美しい夏の言葉に触れながら、季節の移り変わりを心ゆくまで味わいましょう。

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