- 天慮【てんりょ】
天皇が抱く思慮や心配り。 - 天領【てんりょう】
天皇や幕府が直接支配していた土地や領地。 - 天倫【てんりん】
自然の摂理に基づく、すべてのものの調和と秩序。 - 天禄【てんろく】
天から授かる幸福や恩恵。 - 天恩日【てんおんにち】
天の恵みにより、あらゆることが吉とされる最良の日。 - 天下一【てんかいち】
この世で一番すぐれていること。またその人物や技。 - 天下一統【てんかいっとう】
全国を統一して治めること。 - 天下芸【てんかげい】
世に並ぶものがないほど優れた芸や技。 - 天下国家【てんかこっか】
社会や政治全体、または国の大局的なことがら。 - 天下取り【てんかとり】
政権や国の支配権を握ること、またその人物。 - 天火日【てんかにち】
天に火の気が満ちているとされる日。凶日とされることも。 - 天下の台所【てんかのだいどころ】
江戸時代、大坂が商業・物流の中心であったことを示す異名。 - 天下人【てんかびと】
天下を制し、国を統一した人物。 - 天下分け目【てんかわけめ】
勝敗や運命を分ける重大な局面。 - 天気雨【てんきあめ】
晴れているのに降る雨。狐の嫁入りとも言われる現象。 - 天気痛【てんきつう】
気圧や天候の変化に伴って起こる頭痛や関節痛などの不調。 - 天狗風【てんぐかぜ】
山中などで突如吹く、激しい旋風や突風。 - 天狗倒し【てんぐだおし】
山奥で原因不明の轟音が鳴り響き、痕跡が何も残らない怪異。 - 天狗礫【てんぐつぶて】
山でどこからともなく飛んでくる石。怪奇現象とされる。 - 天啓説【てんけいせつ】
宗教の起源を、神や天からの啓示によるとする考え方。 - 天災地変【てんさいちへん】
自然界の異変や災害によって起こるさまざまな被害。 - 天才肌【てんさいはだ】
並外れた才能を持ち、生まれつきの勘や感性で物事をこなすタイプ。 - 天赦日【てんしゃにち】
年に数回しかない、天がすべての罪を許すとされる吉日。 - 天竺【てんじく】
古代中国や日本で呼ばれたインドの旧名。 - 天井裏【てんじょううら】
天井と屋根の間の空間。配線や配管が通される場所。 - 天上界【てんじょうかい】
天にあるとされる理想世界。仏教では清浄な天の世界。 - 天井画【てんじょうが】
天井に描かれた装飾的な絵画。 - 天井知らず【てんじょうしらず】
上限が見えないほど高騰すること。特に物価や相場に使う。 - 天水桶【てんすいおけ】
雨水をためておき、主に防火用に使う大きな桶。 - 天体観測【てんたいかんそく】
星や惑星などの天体の動きや位置などを観察すること。 - 天地紅【てんちべに】
書画の巻物の上下端に赤い染色を施すこと。格式を高める装飾。 - 天道干し【てんとうぼし】
日光に当てて物を干すこと。 - 天道任せ【てんとうまかせ】
物事を運や天の意志にゆだねること。 - 天動説【てんどうせつ】
地球を宇宙の中心とし、すべての天体が地球の周囲を回るとする古代の天文学説。 - 天然自然【てんねんしぜん】
人の手を加えず、ありのままに存在する自然の状態。 - 天然水【てんねんすい】
加工や処理をしていない、自然のままの水。 - 天福日【てんぷくにち】
建築や引越しに良いとされる、民間暦での吉日。 - 天満宮【てんまんぐう】
菅原道真を祀る神社。学問の神として信仰を集める。 - 冬天【とうてん】
冬の空模様や天気のこと。 - 東天【とうてん】
明け方の東の空。夜明けの象徴としても使われる。
『天』の付く言葉一覧 311種類|意味・読み方付きリスト

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