8文字の日本のことわざ一覧 – 古き良き知恵と教訓
8文字のことわざを一覧にまとめました。
日本のことわざには、短くても深い意味や教訓が込められています。その簡潔さの中に豊かな知恵や生活の指針が詰まっており、日々の生活やビジネスシーンにも役立つかもしれません。ここでは、古来より伝わる8文字のことわざを集め、それぞれの意味を添えて紹介していきます。日常生活での応用や、人生の指針として活かせるかもしれませんので、是非参考にしてみてください。
読みが8文字のことわざ一覧
※ 掲載されている情報の正確さにはできる限り留意していますが、誤り等がありましたらお知らせください。意味、詳細等は辞書などでご確認ください。
- あげぜんすえぜん
【上げ膳据え膳】他人が全ての世話をしてくれること。 - あさせにあだなみ
【浅瀬に仇波】思慮の浅い者ほど大騒ぎをすることのたとえ。 - あたるをさいわい
【当たるを幸い】手当たりしだい。 - あとぼうをかつぐ
【後棒を担ぐ】首謀者の手助けとして加わる。 - あまいしるをすう
【甘い汁を吸う】努力せずに利益だけを享受すること。 - いかりをうつさず
【怒りを遷さず】やつあたりする。 - いきがけのだちん
【行き掛けの駄賃】途中で何かをするついでに少し利益を得ること。 - いきのねをとめる
【息の根を止める】人の命を絶つこと、または何かを完全に終わらせること。 - いきはじをさらす
【生き恥を曝す】社会的に恥ずかしい行動をして、人前で恥をさらすこと。 - いちじつのちょう
【一日の長】少しでも早く始めたことによるわずかな優位。 - いちひめにたろう
【一姫二太郎】一人の女の子と二人の男の子を持つ家庭が理想的とされる考え。 - いっしょうにふす
【一笑に付す】物事を軽く笑い飛ばすこと。 - いっしをむくいる
【一矢を報いる】少しでも抵抗すること。 - いっとうちをぬく
【一頭地を抜く】他より一歩先んじること。 - いのちのせんたく
【命の洗濯】苦労から解放されて、のんびり気ままに楽しむこと。 - いんがをふくめる
【因果を含める】やむをえない状況を説いてあきらめさせる。 - いんどうをわたす
【引導を渡す】最後の一押しをして終わらせること。 - うんはてんにあり
【運は天にあり】運命は天が決めるという考え。 - えてにほをあげる
【得手に帆を上げる】得意なことを発揮できる好機が到来し、調子に乗って事を行う。 - えびでたいをつる
【蝦で鯛を釣る】小さな元手で大きな利益を得ること。 - えんこうきんこう
【遠交近攻】遠い所とは友好を結び、近くの敵には攻撃する戦略。 - おおなたをふるう
【大鉈を振るう】思いきって切るべきものは切って整理をする。 - おひゃくどをふむ
【お百度を踏む】熱心に祈りを捧げること。 - かいじんにきする
【灰燼に帰する】完全に破壊されて何も残らないこと。 - かおにどろをぬる
【顔に泥を塗る】恥をかかせること。 - かげでいとをひく
【陰で糸を引く】背後でこっそりと操作や指示をすること。 - かごでみずをくむ
【籠で水を汲む】努力が無駄になること。 - がしんしょうたん
【臥薪嘗胆】苦労を重ねて復讐や目標達成を果たすこと。 - かたいきはおれる
【堅い木は折れる】頑固すぎると失敗すること。 - かたぼうをかつぐ
【片棒を担ぐ】他人の悪事や計画に協力すること。 - かっぱにすいれん
【河童に水練】見当違いで無駄なことのたとえ。 - かほうはねてまて
【果報は寝て待て】時間をかけて自然に良い結果を待つこと。 - かんたんのあゆみ
【邯鄲の歩み】他人のまねをして理想を追い求めても結局何も成し遂げないこと。 - かんぱつをいれず
【間髪を容れず】即座に行動すること。 - きからおちたさる
【木から落ちた猿】頼りとするものを失って、どうしてよいかわからないことのたとえ。 - きしんやのごとし
【帰心矢の如し】故郷やわが家に帰りたいと思う気持ちが非常に強い。 - きせんをせいする
【機先を制する】先手を打って優位に立つこと。 - きつねのよめいり
【狐の嫁入り】日照り雨や急な天候の変化。 - きではなをくくる
【木で鼻を括る】冷淡にあしらう。 - きょくがくあせい
【曲学阿世】学問や知識を悪用すること。 - くさびをうちこむ
【楔を打ち込む】関係などに割り込むことで、邪魔を入れること。 - くつわをならべる
【轡を並べる】同等の立場で競争すること。 - くものこをちらす
【蜘蛛の子を散らす】一斉にばらばらに逃げること。 - くらがりからうし
【暗がりから牛】 物の区別がよく分からないこと。 - くんしはきならず
【君子は器ならず】真の君子は狭い考えにとらわれない。 - けがのこうみょう
【怪我の功名】失敗や挫折が後の成功につながること。 - けんこんいってき
【乾坤一擲】運命をかけた大勝負をすること。 - げきりんにふれる
【逆鱗に触れる】上司や権力者の怒りを買うこと。 - こいのたきのぼり
【鯉の滝登り】困難を乗り越えて立身出世すること。 - こうやのあさって
【紺屋の明後日】当てにならないこと。 - こつにくあいはむ
【骨肉相食む】親族同士で争うこと。 - ことばにあまえる
【言葉に甘える】親切な申し出をそのまま受け入れる。 - こどもはかぜのこ
【子供は風の子】子供は元気で外で遊ぶべきだという考え。 - みょうりにつきる
【冥利に尽きる】これ以上の幸せはないと思うこと。 - こんじゃくのかん
【今昔の感】昔と今との変化に感慨深く思うこと。 - ごえつどうしゅう
【呉越同舟】仲の悪い者同士が同じ境遇に置かれること。 - ごまめのはぎしり
【ごまめの歯軋り】力のない者が無駄に怒ること。 - さいはなげられた
【賽は投げられた】一度始まったことはもう変えられない。 - さるものはおわず
【去る者は追わず】自分から去っていく人を引き止めないこと。 - さんしゃをさげる
【三舎を避ける】危険を避けて安全を保つこと。尻込みすること。 - ざこのととまじり
【雑魚の魚交じり】質の悪いものが良いものに混ざること。 - しがにもかけない
【歯牙にも掛けない】全く相手にしないこと。 - ししくったむくい
【肉食った報い】悪いことをした報いが自分に返ってくること。 - したにもおかない
【下にも置かない】非常に尊敬していること。 - しにんにくちなし
【死人に口無し】死んだ人は証言できないことから、真実が明らかにならないこと。 - しゃかにせっぽう
【釈迦に説法】専門家にその専門を教える愚かな行為。 - しゅうかてきせず
【衆寡敵せず】少数は多数には勝てないこと。 - しゅひつをいれる
【朱筆を入れる】訂正や指摘を加えること。 - しゆうをけっする
【雌雄を決する】勝負を決めること。 - しょうじはだいじ
【小事は大事】小さなことが大きな結果を生むこと。 - じっぱひとからげ
【十把一からげ】一括りにして区別しないこと。 - じゃのみちはへび
【蛇の道は蛇】同類は同類をよく知ること。 - じんごにおちない
【人後に落ちない】他人に遅れを取らないこと。 - せんべんをつける
【先鞭をつける】先に手をつけること。 - そうじょうのじん
【宋襄の仁】つまらない情けをかけてひどい目にあうこと。 - そうはくをなめる
【糟粕を嘗める】独創性のないことのたとえ。 - たいこばんをおす
【太鼓判を押す】大いに賛成すること。 - たおれてのちやむ
【斃れて後やむ】最後まであきらめないこと。 - たけをわったよう
【竹を割った様】はっきりとしていて分かりやすいこと。 - たなからぼたもち
【棚から牡丹餅】思いがけない幸運が舞い込むこと。 - だみんをむさぼる
【惰眠を貪る】怠けてばかりいること。 - だんきんのちぎり
【断金の契り】固く結ばれた約束。 - ちのあめをふらす
【血の雨を降らす】激しい戦いや争いが起こること。 - ちはあらそえない
【血は争えない】子どもが父母から気質・性向を受け継いでいることは否定しようがない。 - ちょうだをいっす
【長蛇を逸す】獲物や大事な機会を取り逃がす。 - てんすうをかせぐ
【点数を稼ぐ】成果や利益を積み重ねること。 - てんににじつなし
【天に二日無し】天に二つの太陽がないように、一国に二人の君主があってはならない。 - でるところへでる
【出るところへ出る】公の場に訴え出てどちらが正しいかを決定してもらう。 - でんかのほうとう
【伝家の宝刀】最後の手段や秘策。 - なきっつらにはち
【泣きっ面に蜂】悪いことが重なって起こること。 - にらみをきかせる
【睨みを利かせる】威圧感を与えて従わせること。 - ぬれぎぬをきせる
【濡れ衣を着せる】無実の罪を人に着せること。 - ねこにかつおぶし
【猫に鰹節】油断できないこと、危険であることのたとえ。 - のれんにうでおし
【暖簾に腕押し】効果のない無意味な努力をすること。 - ふところがふかい
【懐が深い】寛大で心が広いこと。 - まっせきをけがす
【末席を汚す】仲間に加わったりすることを謙遜していう語。 - めくじらをたてる
【目くじらを立てる】小さなことにも大きく反応すること。 - やりだまにあげる
【槍玉を上げる】批判の対象にすること。 - るいはともをよぶ
【類は友を呼ぶ】同じ種類の人が集まること。 - ろんよりしょうこ
【論より証拠】議論よりも具体的な証拠が重要であること。 - いっせきにちょう
【一石二鳥】一つの行為から二つの利益を得ること。 - くあればらくあり
【苦あれば楽あり】苦しい事のあとには楽しい事がある。
これらのことわざが、日々の生活の中で小さなヒントや勇気を与えてくれるかもしれません。また、難題に直面したときや、人生の岐路に立たされた際にも、これらのことわざからヒントを得て、賢明な判断ができるようになるかもしれません。古来から伝わる智慧を活かして、充実した毎日を送りましょう。
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