美しさは、色彩、形、音、香り…そして、言葉にも表現されます。特に、日本語には美しさを表現するための四字熟語が数多く存在します。ここでは、「美しさを表す四字熟語: 美を感じる言葉の力」をテーマに、美しさを表現する四字熟語を一覧で紹介します。言葉が織りなす美しさを感じ、心を豊かにしましょう。
美しい四字熟語一覧
- 一望無垠
【いちぼうむぎん】
視界の限りに広がる、終わりの見えない風景。視野が広く、美しい景色が広がっていることの表現。 - 一碧万頃
【いっぺきばんけい】
水面が遥か彼方まで広がり、青く美しい様子。特に海などの広大な水面を指す。 - 万里一空
【ばんりいっくう】
一つの目標に向かって、揺るぎない努力を続けることの象徴。 - 上下天光
【しょうかてんこう】
空と水が一体となり、明るく輝いている様子。 - 優美高妙
【ゆうびこうみょう】
品格があり、美しく優れた特性を持つこと。 - 八面玲瓏
【はちめんれいろう】
どの角度から見ても透明で、疑いのない清潔な状態を示す。 - 喜色満面
【きしょくまんめん】
喜びが心から溢れ、その感情が顔全体に現れている状態。 - 夢幻泡影
【むげんほうよう】
夢や幻想、泡、影がすぐに消えてしまうことから、人生のはかなさや無常を象徴する。 - 天衣無縫
【てんいむほう】
詩や歌が自然で巧みで、飾り気がなく純粋な様子。 - 山容水態
【さんようすいたい】
山や川の美しい風景やその姿。自然の美しさを称える表現。 - 山紫水明
【さんしすいめい】
清らかで美しい自然の風景を描写する表現。 - 明鏡止水
【めいきょうしすい】
心が鏡のように明らかで、水面のように静かな状態を示す。心の平静と清潔さを象徴する。 - 春宵一刻
【しゅんしょういっこく】
春の夜が美しく、風情深いひとときを表す。 - 春蘭秋菊
【しゅんらんしゅうぎく】
美しさが比較できないほど素晴らしいものを表す。 - 春風駘蕩
【しゅんぷうたんとう】
春風が心地よく通り抜ける様子。 - 暗香疎影
【あんこうそえい】
花の香りがふわりと漂い、月光に照らされた木々の影がまばらに映る様子。特に梅の花や梅の木を指すことが多い。 - 月下美人
【げっかびじん】
夜だけ花を咲かせる特定のサボテンの種類。 - 柳暗花明
【りゅうあんかめい】
柳の木陰が暗く、花が明るく咲いている様子。困難を乗り越えて、明るい未来が待っていることを示す。 - 柳緑花紅
【りゅうりょくかこう】
柳の緑と花の赤が美しい風景を作り出す。 - 桜梅桃李
【おうばいとうり】
桜、梅、桃、李(すもも)のこと。それぞれの花が独自の美しさで咲き誇る様子。 - 桜花爛漫
【おうからんまん】
桜の花が満開になり、華やかに咲き乱れている様子。 - 水天一碧
【すいてんいっぺき】
水面と空が一体となり、青色に溶け合っている風景。 - 活発婉麗
【かっぱつえんれい】
活気に満ち、しなやかで美しい状態。 - 流星光底
【りゅうせいこうてい】
流星のように一瞬だけ輝く光。一瞬で輝く刀の動きを表す。 - 深山幽谷
【しんざんゆうこく】
人々がほとんど訪れない、静かで深い自然の風景。 - 清廉潔白
【せいれんけっぱく】
心が清らかで、何の汚点もない状態。心の美しさを象徴する。 - 煙波縹渺
【えんぱひょうびょう】
水面が霞んで遠くまで見えず、空と水面の境界がぼんやりとしている様子。 - 熱願冷諦
【ねつがんれいてい】
熱心に願いつつ、冷静に事実を見つめること。 - 琳琅珠玉
【りんろうしゅぎょく】
美しい宝石のように、優れたものや人、美しい詩文。 - 秋月春花
【しゅうげつしゅんか】
秋の月と春の花。自然の美しい風景を表す。
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