一〇一〇:「一」を二度使う四字熟語31選 – 意味と読み方を解説
漢字の「一」は、単純さや絶対性を象徴し、四字熟語の中で使われるとき、その言葉に独特の強調や意味を加えます。本ページでは、特に「一」を二度含む31種類の四字熟語を、それぞれの意味と読み方を紹介します。これらの四字熟語は、古来から伝わる智慧や生き方の指針を示し、現代でも多くの場面でその価値を発揮しています。言葉の奥深さを探り、日々の生活に役立てるヒントを見つけてみましょう。
一〇一〇 の四字熟語一覧
- 一上一下(いちじょういっか)
上昇と下降、物事の変動。 - 一世一代 (いっせいちだい)
一生に一度だけある、特別な機会や出来事。 - 一伍一什(いちごいっし)
始めから終わりまで、全過程のこと。 - 一億一心(いちおくいっしん)
多くの人々が一つの目的や意志で団結すること。 - 一分一厘(いちぶいちりん)
ごくわずかな量や差。 - 一利一害(いちりいちがい)
何かをすることで利益がある一方で、損害も伴うこと。 - 一問一答(いちもんいっとう)
一つの質問に対して一つの答えを返すこと。 - 一喜一憂 (いっきいちゆう)
小さな出来事や状況の変化によって、喜びと心配が交互に生じる様子。 - 一国一城 (いっこくいちじょう)
一つの国や城を指すが、一国を治める権力者の象徴としても用いられる。 - 一夫一婦 (いっぷいっぷ)
一人の男性と一人の女性が結ばれる結婚の形態。 - 一宿一飯 (いっしゅくいっぱん)
短い時間の接待や助けを受けること。 - 一張一弛 (いっちょういっし)
力を入れたり緩めたりすること。物事のバランスをとること。 - 一往一来(いちおういちらい)
往復すること、または意見の交換。 - 一得一失 (いっとくいっしつ)
利益があれば、それに伴う損失もあるというバランスの取れた状況。 - 一挙一動 (いっきょいちどう)
人の行動や振る舞いの一つ一つ。 - 一朝一夕 (いっちょういっせき)
非常に短い時間。すぐには成し遂げられないことを表す。 - 一期一会(いちごいちえ)
一生に一度だけの出会いや機会。 - 一木一草(いちぼくいっそう)
あらゆるもの、すべての存在。 - 一栄一辱(いちえいいちじょく)
人生において栄える時もあれば、恥を受ける時もあること。 - 一汁一菜(いちじゅういっさい)
ごく簡素な食事のこと。 - 一治一乱 (いっちいちらん)
治安が安定している時もあれば、乱れる時もあること。 - 一点一画 (いってんいっかく)
漢字の一つ一つの点や線。細部にわたる注意を意味する。 - 一草一木 (いっそういちぼく)
一つ一つの草や木。小さなもの一つ一つまで大切にすること。 - 一虚一盈 (いっきょいちえい)
一方が空っぽであると同時に、もう一方が満たされている状態。物事のバランスや相反する状態を示す。 - 一觴一詠 (いっしょういちえい)
酒を飲み、詩を詠むことで文化的な楽しみを味わうこと。 - 一言一句(いちごんいっく)
言葉一つ一つ。 - 一言一行(いちげんいちこう)
一つの言葉や一つの行動。 - 一進一退 (いっしんいったい)
前に進むことと後ろに下がることが交互に起こる、進展と退歩が繰り返される状況。 - 一長一短 (いっちょういったん)
良い点もあれば悪い点もあること。 - 一顰一笑 (いっぴんいっしょう)
顔の微細な変化や表情。細かい感情の動きを指す。 - 一飲一啄(いちいんいっちく)
必要最小限の生活を営む様子や、運命に任せて生きることのたとえ。
参考:goo辞書
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