雲の種類・名称を表す美しい言葉一覧 200種類 – おしゃれでかっこいい言葉集めで語彙力アップ！ | ページ 4

凍雲（とううん）：今にも雪が降りそうな雲。寒々とした冬空。
塔状雲（とうじょううん）：上部が塔のように発達した雲。城壁の塔のように見える。
豊旗雲（とよはたぐも）：旗がなびくように空にかかる美しい雲。
夏雲（なつぐも）：夏空に現れる雲。入道雲・夕立雲・雷雲など。
波雲の（なみくもの）［枕詞］：波形の雲の美しい様子から。
布雲（にのぐも）：布のように横になびく雲。
入道雲（にゅうどうぐも）：積乱雲や雄大な積雲の俗称。夏の季語。
人参状雲（にんじんじょうぐも）：気象衛星画像で、人参状の細長い三角形の雲。風上から風下に向かって広がる積乱雲の列と、上層の風で流されるかなとこ雲からなる。
白雲（はくうん）：白い雲。
波状雲（はじょううん）：雲の帯が間隔をとって並び、波のような形の雲。
旗雲（はたぐも）：旗のようにたなびく雲。
花の雲（はなのくも）：桜の花が一面に満開になった様子を雲に見立てた語。春の季語。
飛雲（ひうん）：風に吹かれて飛んでいく雲。
羊雲（ひつじぐも）：高積雲の俗称。羊の群れのように見える。
日照り雲（ひでりぐも）：夏の日没時に夕焼けのように紅色に染まった雲。晴天が続く兆し。
風雲（ふううん）：風と雲。または、事の起こりそうな情勢。
風雲児（ふううんじ）：社会の変動に乗じて活躍する英雄的人物。
風雲の志（ふううんのこころざし）：竜が風や雲を得て昇天するように、機会を得て大功を立てる志。
風雲の情（ふううんのじょう）：大自然の中をさすらいたいという気持ち。
浮雲（ふうん）：空に浮かぶ雲。はかなく頼りないもののたとえ。
不定の雲（ふじょうのくも）：迷いを月を覆う雲にたとえた語。
碧雲（へきうん）：青みがかった雲。
片雲（へんうん）：一片のちぎれ雲。
暮雲（ぼうん）：夕暮れの雲。
巻雲（まきぐも）：巻雲のこと。
斑雲（まだらぐも）：巻積雲または高積雲の俗称。雲の濃淡と空の色がまだらになって広がる。
密雲（みつうん）：厚く重なった雲。
迎えの雲（むかえのくも）：臨終のとき、阿弥陀如来が乗ってくるという紫の雲。
群雲（むらくも）：高積雲や層積雲のこと。むらがり立つ雲。
紫の雲（むらさきのくも）：紫色の雲。めでたい兆しの雲。
八重雲（やえぐも）：幾重にも重なる雲。
八重旗雲（やえはたぐも）：幾重にも旗のようになびく雲。
八雲（やくも）：幾重にも重なり合う雲。
八雲さす（やくもさす）［枕詞］：雲が立ち上がる様子から。
八雲立つ（やくもたつ）［枕詞］：雲が盛んに立ち上がる様子から。
山雲（やまぐも）：山にかかる雲。山からわき起こる雲。
闇雲（やみくも）：先の見通しもなくむやみに事をすること。また、そのさま。
夕雲（ゆうぐも）：夕方の雲。夕方に立つ雲。
夕立雲（ゆうだちぐも）：夕立の降るときに出る雲。積乱雲。
夕焼け雲（ゆうやけぐも）：夕焼けに赤く染まった雲。
雪雲（ゆきぐも）：雪を降らせる雲。一般的には乱層雲を指す。冬の季語。
妖雲（よううん）：不吉の前兆を示すあやしい雲。また、事件の起こりそうな不吉な気配。
横雲（よこぐも）：横に長くたなびく雲。多く明け方に東の空にたなびく雲を指す。
雷雲（らいうん）：雷や雷雨をもたらす積乱雲。
乱雲（らんうん）：乱れ飛ぶ雲。乱層雲の旧称。
乱層雲（らんそううん）：十種雲形の一つ。暗灰色で厚く、空全体を覆う雲。雨や雪を降らせることが多い。
凌雲（りょううん）／陵雲：雲をしのぐほどに高いこと。俗世を超越していること。
鱗雲（りんうん）：巻積雲のこと。
霊雲（れいうん）：尊く不思議な雲。瑞雲。祥雲。
綿雲（わたぐも）：綿をちぎったような白い雲。多くは積雲を指す。