6月は、季節の移り変わりを感じる美しい月です。梅雨の雨音や、鮮やかな紫陽花の花が彩るこの季節には、古くから愛されてきた美しい言葉や季語がたくさん存在します。このページでは、6月の美しい異称や季語、そして風物詩を紹介しながら、日常の中で感じる6月の風情をお届けします。
6月の美しい言葉
出典・参考:Wikipedia・Weblio・コトバンク・goo辞書
6月の異称
6月を表す古い呼び名で。たくさんの美しい呼び名があります。
水無月【みなづき】
陰暦6月の異称。田植えに多くの水を必要とする月、水が尽きるので水無月など諸説あります。夏の季語。
- 青水無月【あおみなづき】
- 風待月【かぜまちづき】
- 旦月【たんげつ】
- 田無月【たなしづき】
- 水月【すいげつ】
- 弥涼暮月【いすずくれづき】
- 伏月【ふくげつ】
- 建未月【けんびづき】
- 鳴神月【なるかみづき】
- 晩月【ばんげつ】
- 常夏月【とこなつづき】
- 蝉羽月【せみのはつき】
- 涼暮月【すずくれづき】
- 炎陽【えんよう】
6月の季語
俳句の世界では、立夏から立秋前日までの3ヶ月間を「三夏」と呼び、その期間を「夏」として扱います。この三夏には、初夏・仲夏・晩夏があり、6月は「仲夏」にあたるとされます。ここでは、仲夏の美しい季語を紹介します。
[時候]- 6月の美しい季語
- 芒種【ぼうしゅ】
- 入梅【にゅうばい】
- 夏至【げし】
- 白夜【びゃくや】
- 短夜【みじかよ】
- 明け易し【あけやすし】
- 半夏生【はんげしょう】
[天文]- 6月の美しい季語
- 五月晴【さつきばれ】
- 五月闇【さつきやみ】
- 五月雨【さみだれ】
- 梅雨【つゆ】
- 青嵐【あおあらし】
- 大南風【おおみなみ】
- 風薫【かぜかおる】(薫風【くんぷう】)
- 南風【みなみ】
- 黄雀風【こうじゃくふう】
[地理]- 6月の美しい季語
- 皐月富士【さつきふじ】
- 出水【でみず】
- 夏の川【なつのかわ】
- 氷河【ひょうが】
- 植田【うえた】
- 代田【しろた】
- 夏空【なつぞら】
[生活]- 6月の美しい季語
- 夏襟【なつえり】
- 夏帯【なつおび】
- 夏衣【なつごろも】
- 夏羽織【なつばおり】
- 夏袴【なつばかま】
- 単衣【ひとえ】
- 絵簾【えすだれ】
- 蚊帳【かや】
- 葭戸【よしど】
- 蚊遣火【かやりび】
- 蚊火【かび】
- 蚊取線香【かとりせんこう】
- 簾【すだれ】
- 玉簾【たますだれ】
- 籐椅子【とういす】
- 夏暖簾【なつのれん】
- 早乙女【さおとめ】
- 田植【たうえ】
- 鮎の宿【あゆのやど】
- 鵜飼火【うかいび】
- 籠【かご】
- 蛍狩【ほたるがり】
- 螢舟【ほたるぶね】
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