- 晩涼
【ばんりょう】夜になって涼しくなること。夏の夜の涼やかな時間帯。 - 月下美人
【げっかびじん】夜に咲いて朝にはしぼむ、美しい白い花。また、その美しさから人の美しさを例えることも。 - 月涼し
【つきすずし】月明かりの下が涼しいこと。夜、月光を浴びながら感じる涼やかさ。 - 朝の蛍
【あさのほたる】朝方に見られる蛍。夜明け前の僅かな時間に見ることができる。 - 朝凪
【あさなぎ】朝、海や湖が風がなく穏やかであること。清々しい朝の静けさを象徴。 - 朝涼
【あさすず】朝方に感じる涼しさ。夜の冷え込みからの清涼感。 - 朝焼け
【あさやけ】夜明け前の空が赤く染まること。新しい一日の始まりを告げる美しい光景。 - 朝虹
【あさにじ】朝、雨上がりに見ることができる虹。新しい朝の始まりを象徴する幸運の兆し。 - 来ぬ秋
【こぬあき】まだ来ていない秋。夏の終わりに秋の到来を待ちわびる心情を表す。 - 梅の雨
【うめのあめ】梅の花が咲く頃に降る雨。春から初夏にかけてのやわらかな雨。 - 梅雨の月
【つゆのつき】梅雨の期間中の月。雨が多く、湿度が高い時期。 - 梅雨の蝶
【つゆのちょう】梅雨の時期に見られる蝶。雨の合間に活動する姿が印象的。 - 梅雨の走り
【つゆのはしり】梅雨が始まる前兆となる雨。梅雨入りの前に断続的に降る雨。 - 梅雨の雷
【つゆのらい】梅雨時によく発生する雷。湿度が高く不安定な気候が雷を引き起こす。 - 梅雨曇
【つゆぐもり】梅雨の期間中の曇り天。雨が降りやすく、晴れ間が少ない。 - 梅雨雲
【つゆぐも】梅雨の時期に発生する雲。湿度が高く、雨をもたらす雲。 - 梅霖
【ばいりん】長く続く梅雨の雨。農作物にとって恵みの雨。 - 梔子の花
【くちなしのはな】夏に白い花を咲かせる植物。芳香があり、夏の香りを象徴。 - 橘月
【たちばなづき】陰暦5月の異称。 - 水無月
【みなづき】旧暦の六月。新暦で言うと7月頃、初夏から盛夏にかけての時期。 - 油照り
【あぶらでり】日差しが強く、物体が輝いて見える様子。特に夏の日差しの下での光景。 - 洒涙雨
【さいるいう】陰暦七月七日に降る雨。涙のように貴重でありがたい雨を表す。 - 海霧
【うみぎり】海から立ち上る霧。海岸近くでよく見られ、幻想的な雰囲気を醸し出す。 - 涼風
【すずかぜ】涼しい風。夏の暑さを和らげてくれる心地よい風。 - 涼風
【りょうふう】同上。涼しい風の意。 - 炎暑
【えんしょ】非常に暑い天候。炎天下の厳しい暑さを表す。 - 短夜
【みじかよ】夏至の頃に見られる、一年で最も短い夜。日の長い夏の特徴。 - 秋の境
【あきのさかい】夏と秋の境目。夏の終わりと秋の始まりを感じさせる時期。 - 秋隣
【あきどなり】秋が近づいている様子。夏の終わりに秋の気配を感じること。 - 立夏
【りっか】二十四節気の一つ。夏が始まるとされる日。 - 紫陽花
【あじさい】雨の多い初夏に咲く花。色鮮やかで、梅雨の季節を代表する花。 - 緑雨
【りょくう】新緑の季節に降る雨。植物にとって恵みとなる雨。 - 翌は秋
【あすはあき】明日はもう秋であるという意味。夏の終わりを告げ、秋の到来を予感させる言葉。 - 花残月
【はなのこりづき】花が散り始める時期。美しさが残るが、終わりに近づいている季節の変わり目。 - 苔清水
【こけしみず】苔が生えた場所に湧く清水。清らかで冷たい水のイメージ。 - 茅花流し
【つばなながし】夏の終わりに行われる行事。茅の輪をくぐって厄を払う、日本の伝統的な行事の一つ。 - 蓮浮葉
【はすうきは】水面に浮かぶ蓮の葉。水面を覆う蓮の葉は、夏の風情を象徴する。 - 薄暑
【はくしょ】それほど強くない暑さ。初夏や夏の終わりに感じる、過ごしやすい暑さ。 - 薄衣
【うすぎぬ】夏に着る薄手の衣服。暑い季節に適した、軽くて涼しい衣類。 - 薫風
【くんぷう】心地よい香りを運んでくる春から夏にかけての風。自然の恵みと感じさせる風。
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