- 重見天日(ちょうけんてんじつ)
暗い時期を乗り越えて、再び明るく希望ある状態に戻ること。立ち直りのたとえ。 - 頂天立地(ちょうてんりっち)
他人に頼らず、自立して堂々と生きること。自分の足でしっかり立つ姿勢。 - 天威咫尺(てんいしせき)
天子(皇帝や王)の威光がすぐそばにあること。権力の中枢に仕えることのたとえ。 - 天衣無縫(てんいむほう)
自然な美しさや無邪気さがあって、飾り気がない様子。文章などが技巧に頼らず自然にすばらしいことにも使う。 - 天下一品(てんかいっぴん)
世の中に比べるものがないほど優れていること。また、その物や人のこと。 - 天下御免(てんかごめん)
世間から正式に認められているため、誰に遠慮することもなく堂々と振る舞えること。 - 天下太平(てんかたいへい)
世の中が平和で、何ごともなく穏やかに治まっていること。また、のんびりと心配のない状態。 - 天下泰平(てんかたいへい)
天下が安定し、平穏無事であること。暮らしに不安がなく、穏やかな様子。 - 天下無双(てんかむそう)
この世に二つとないほど、並ぶ者がいないほど優れていること。 - 天下無敵(てんかむてき)
敵う相手がいないほど、圧倒的に強くてすばらしいこと。 - 天涯海角(てんがいかいかく)
空の果てと海の端。きわめて遠い場所、または遠く離れていることのたとえ。 - 天涯孤独(てんがいこどく)
身寄りもなく、たった一人で生きている状態。孤独な境遇を表す。 - 天涯地角(てんがいちかく)
空の果てと大地の隅。地理的に非常に離れている場所のたとえ。 - 天涯比隣(てんがいひりん)
たとえ遠くに離れていても、心が近く、まるで隣にいるかのように感じる親しい関係。 - 天空海闊(てんくうかいかつ)
広大な空と海のように、心が広くおおらかであること。※「海闊天空(かいかつてんくう)」の語順違い。 - 天懸地隔(てんけんちかく)
天と地ほどかけ離れていること。非常に大きな隔たりや違いを表す。 - 天災地変(てんさいちへん)
自然界に起こるさまざまな災害。地震・洪水・台風など、天候や地変に起因する被害。 - 天資英明(てんしえいめい)
生まれつきの知性や才能が非常に優れていること。また、そのような人を指す。 - 天姿国色(てんしこくしょく)
天から与えられたような美しい容姿と、国一番の美貌を兼ね備えた絶世の美女。 - 天神地祇(てんしんちぎ)
天の神と地の神。すべての神々を意味する言葉。日本神話や祭祀などで用いられる格式高い表現。
『天』の付く四字熟語一覧 97種類|意味・読み方付きリスト

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