ひらがな4文字の和風で古風な言葉を一覧にまとめました。
日本の美しい四季や繊細な感情を表す、ひらがな4文字の古風な言葉には、時を超えて心を動かす力があります。ここでは、和の心を伝える古風な言葉たちを集めました。言葉一つ一つに込められた深い意味とその背景を、ご紹介していきます。
創作・キャラ名・チーム名など、ネーミングに悩んでいる方や新たなアイデアを探している方は、ネーミングのヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。
ひらがな4文字の和風で古風な言葉一覧
※ 掲載されている情報の正確さにはできる限り留意していますが、誤り等がありましたらお知らせください。意味、詳細等は辞書などでご確認ください。
- あいまい
【曖昧】: はっきりしないこと。明確でない状態。 - あかがね
【銅】: 赤褐色の金属。電気や熱の伝導に優れ、さまざまな製品に用いられる。 - あかつち
【赭】: 赤褐色の土。顔料としても使われる。 - あけぼの
【曙】: 夜明け前の、東の空がわずかに明るくなる時間帯。 - あさがお
【朝顔】: 早朝に開花し、日中には閉じる花。または、その花を咲かせる植物。 - あさひな
【朝比奈】: 地名や人名に見られる言葉。特定の意味を持つわけではなく、名前として用いられる。 - あさもや
【朝霧】: 朝、特に夜間の放射冷却によって地表近くで形成される霧。 - あづまや
【東屋】: 庭園などに設けられる、休憩や景色を楽しむための小屋。 - あなぐら
【窖】: 地下室や地下倉庫。物を保存するために地中に掘られた空間。 - あやぎぬ
【綵】: 色とりどりの絹織物。華やかな色彩の布。 - あらがね
【鉱】: 鉱石から精錬される金属。または、金属を含む鉱石そのもの。 - あらたま
【璞】: 加工されていない天然の石や玉。比喩的には、素朴で未加工の状態を指す。 - あららぎ
【塔】: 高くそびえ立つ建築物。寺院の塔や記念碑などが該当。 - いかずち
【雷】: 大気の放電現象によって発生する音。雷鳴。 - いかるが
【鵤】: 古代の鳥名。現在では特定の鳥を指すことは少ないが、文学作品などで見られる。 - いぐるみ
【弋】: 狩猟や鳥を捕まえるための道具。古代の狩猟具。 - いけにえ
【犠】: 神に捧げる生贄。宗教的な儀式で用いられる。 - いざよい
【夕闇】: 夕方、日が沈んだ後の薄暗い時間帯。 - いしずえ
【礎】: 建物や構造物の基礎となる石。比喩的には、あるものごとの基盤や根底を意味することもある。 - いしづき
【鐓】: 古代の武器や工具の一種。鉄製の先端部がある棒状のもの。 - いたがね
【鈑】: 金属を薄く伸ばした板。加工しやすい形状にした金属材料。 - いたずら
【悪戯】: 人を困らせることを楽しむ行為。または、何の役にも立たない行為。 - いただき
【頂】: 山の最高部分や何かの最上部。比喩的に、最高の地位や状態を意味することもある。 - いなずま
【電】: 雷光。瞬間的に大気中で放電現象が起きることで発生する光。 - いにしえ
【古】: 古い時代、またはその時代の風俗や文化。 - いりもや
【入り江】: 海や湖の一部が陸地に入り込んだ地形。安全な船の停泊場所となることもある。 - いろどり
【彩】: 色彩。物事に色を加えること。または、色鮮やかさを指す。 - うきふね
【浮舟】: 水面に浮かぶ舟。比喩的には、この世の不安定さやはかなさを象徴することもある。 - うしとら
【艮】: 方位や風水において使われる言葉。中国の古代哲学に基づく八卦の一つで、北東を指す。 - うすぐも
【薄雲】: 空に広がる薄い雲。 - うずみび
【熄】: 消える火。火が消えることや、火を消す行為を指す。 - うつせみ
【空蝉】: この世のはかないもの、儚いものを象徴する言葉。 - うつばり
【梁】: 建築物の横断面で、屋根や階を支える重要な構造部材。 - うめがゑ
【梅花】: 梅の花。日本では春の訪れを告げる象徴的な花とされています。 - うりよね
【糶】: 市場などで穀物を売ること。穀物取引の古い日本語表現。 - うわばみ
【蟒】: 大蛇。特に大きなヘビを指す言葉。 - おおとり
【鳳】: 鳳凰。中国の神話に登場する、吉祥をもたらすとされる伝説の鳥。 - おとがい
【音響】: 音の鳴り響く様子。または、音が反響する環境や条件。 - おぼろげ
【朧げ】: ぼんやりとしてはっきりしない様子。霞がかかったような、不明瞭な状態を指す。 - おもかげ
【面影】: 人や物の思い出や姿。過去の記憶や形象が心に浮かぶこと。 - かがりび
【燎】: 火を灯すこと。または、明かりを灯すための火。 - かけはし
【梯】: 二点間を結ぶためにかかる橋。または、階段の意味も持つ。 - かげろう
【陽炎】: 熱によって空気が揺らぐことで見える光の効果。炎天下の地面や路面からしばしば観測される。 - かささぎ
【鵲】: カササギ。鮮やかな色彩を持ち、縁起の良い鳥とされることが多い。 - かざはな
【風花】: 風に舞う雪のことを詩的に表現した言葉。または、花のように美しい自然現象。 - かすがい
【鎹】: 二つの物を結びつけるための金属製の留め具。比喩的には、人と人との結びつきや関係を強化するもの。 - かたしろ
【禰】: 神社における祭祀を行う場所。または、祖先を祭るための神棚や祭壇。 - かちどき
【凱】: 勝利の叫びや喜びを表す言葉。戦いの勝利後に発せられる歓声。 - かなまり
【鋺】: 金属加工における鍛える過程で生じる小さな金属片。 - かぶらや
【鏑】: 矢の一種。先端が鳴り響くように作られており、昔の狩猟や戦いで使われた。 - かみかぜ
【神風】: 特定の目的や使命を持つとされる風。歴史的には、元寇の際に日本を守るために吹いたとされる台風を指すこともある。 - からくさ
【唐草】: 模様の一種。蔦や草花をモチーフとした装飾的な文様。 - かわたれ
【かわたれ】: まだ薄暗い明け方。 - かわらけ
【瓦】: 屋根を覆うための焼き物。日本の伝統的な屋根材料。 - かわらげ
【駱】: 古代中国の伝説上の動物で、吉祥をもたらすとされる。 - かんざし
【簪】: 髪を留めるために使う装飾品。日本の伝統的な髪飾りの一つ。 - かんなぎ
【巫】: 神事を司る女性。巫女のこと。 - きさらぎ
【如月】: 旧暦の二月を指す言葉。日本の季節を表す月の名前の一つ。 - きざはし
【階】: 段々になっている階段や段差。また、階層を意味することもある。 - きずあと
【痕】: 傷跡。物理的なものだけでなく、心に残る影響を指す場合もある。 - きぬがさ
【繖】: 多くの布で作られた傘。特に、絹でできた装飾的な傘。 - きみがよ
【君が代】: 日本の国歌。長寿と繁栄を願う内容が特徴。 - くれない
【紅】: 深い赤色。豊かな色彩を示す言葉。 - くろうま
【驪】: 黒い馬。特に、美しい黒馬を指す。 - くろがね
【鉄】: 金属の一種。強度が高く、多くの用途に用いられる。 - けいせつ
【蛍雪】: 蛍の光や雪の下で勉強するという故事から、苦労して学問をすること。 - けんらん
【絢爛】: 色とりどりで華やかな様子。非常に美しく飾り立てられていること。 - げんえい
【幻影】: 現実には存在しないが、あたかもそこにあるかのように見える像や影。 - げんそう
【幻想】: 現実ではない、夢や想像によって生じる美しいイメージや情景。 - こうしん
【孝心】: 親に対する深い愛情や敬意。親孝行の心。 - こうしん
【恒心】: 一貫して変わらない強い心。一定の目標に向かってブレない心持ち。 - こがらし
【凩】: 冬に吹く冷たい風。季節の変わり目を感じさせる言葉。 - こすもす
【秋桜】: 秋に咲く菊科の花。その美しさから秋の代表的な花とされる。 - ことのは
【言の葉】: 言葉。また、詩的な表現で用いられることもある。 - ことわり
【理】: 理由や根拠。物事の道理や法則を指す。 - こんぺき
【紺碧】: 深い青色。特に、澄んだ空や海の色を表す。 - さかずき
【盃】: 酒を飲むための器。または、飲酒による絆を象徴する行為や儀式。 - さかみち
【嶝】: 坂道。特に、急な坂を指す言葉。 - さきがけ
【魁】: 先頭を行くこと。リーダーシップや先駆者を意味する。 - さざなみ
【漣】: 水面にできる小波。穏やかな水の動きを示す。 - さみだれ
【五月雨】: 初夏に降る、長雨を指す。 - さわらび
【早蕨】: 春先に生える若い蕨のこと。また、新しい命の芽生えや再生の象徴。 - ざぶとん
【座布団】: 座るためのクッション。日本の家庭でよく使われる。 - しかばね
【屍】: 死体。特に、戦場などで見られる遺体を指す。 - しとうず
【襪】: 靴下の古語。特に、長い靴下やレッグウェアを指す。 - しののめ
【東雲】: 夜明け前の空の明るさ。朝焼けを意味することもある。 - しらかげ
【驃】: 白い馬。特に、速く走る白馬を指す言葉。 - しりがい
【鞦】: 皮や布で作られた鞦韆(ぶらんこ)の古語。 - しろがね
【銀】: 白く光る金属。貨幣や装飾品に使われる。 - しんがり
【殿】: 戦場で最後尾を守ること。転じて、困難な状況を支える人を指す。 - しんじゅ
【真珠】: 貝が作り出す美しい宝石。純粋や高貴を象徴する。 - すいれん
【睡蓮】: 水面に浮かぶ美しい花。静けさや神秘性を象徴する。 - すずむし
【鈴虫】: 秋になると鳴く虫。その音は日本の秋の象徴とされる。 - すなはら
【漠】: 砂漠。広大で乾燥した土地を指す。 - すめらぎ
【皇】: 天皇。日本の皇室や天皇を指す尊称。 - せせらぎ
【せせらぎ】: 小川の流れる穏やかな音。 - そうれい
【壮麗】: 豪華で美しい様子。壮大で麗しいこと。 - そえうま
【驂】: 二頭立ての馬。特に、貴人の乗る車(くるま)を引くための馬。 - それがし
【某】: 自分。謙譲の表現として用いられる。 - たかどの
【楼/閣】: 高い建築物。楼閣とも書き、美しい建物やその部分を指す。 - たかむら
【篁】: 竹林。または、美しい竹の名所を指すこともある。 - たそがれ
【黄昏】: 日没前後の薄暗い時間帯。別れや寂しさを象徴することもある。 - たそがれ
【黄昏】: 日没時の薄暗い時間。夕暮れ時。 - たましい
【魂】: 人の精神や心を形成する不可視のエッセンス。 - ついおく
【追憶】: 過去のことを懐かしく思い出すこと。記憶をたどること。 - つごもり
【晦】: 月末のこと。旧暦で、月の最後の日を指す。 - つちくれ
【塊】: 土や泥などがかたまった塊。比喩的には、小さな集まりや固まりを意味する。 - つばくろ
【燕】: 速く飛ぶ小鳥。家々に巣を作り、春の訪れを告げる鳥とされる。 - つりがね
【鍾】: 大きな鐘。仏教寺院などで時間を知らせたり、儀式に使われる。 - つるばみ
【橡】: 柘植(つげ)のこと。堅くて美しい木材として知られる。 - つわもの
【兵】: 戦士や勇士。古くから、勇敢な戦いをする人を称える言葉。 - てふてふ
【蝶々】: 蝶。その美しさやはかなさは、多くの文学作品で象徴として用いられる。 - とこしえ
【永】: 永遠。終わりがないことを意味する。 - とこなつ
【常夏】: 一年中夏のように暖かいこと。または、そのような地域を指す。 - とどろき
【轟】: 大きな音。雷鳴や大砲の音など、力強い響きを指す。 - ともしび
【灯】: 光を放つもの。ろうそくやランプなどの明かりを指す。 - なつぞら
【昊】: 広大な空。特に、夏の澄んだ青空を指す言葉。 - なにがし
【某】: 不特定の人や物を指すときに使う言葉。 - なれしか
【麋】: 日本に昔生息していたとされる大型の鹿。絶滅したとされる動物。 - にいばり
【隰】: 低湿地。水はけが悪く、湿った地形を指す。 - ぬけがら
【蛻】: 昆虫などが成長の過程で古い皮を脱ぎ捨てること。また、その殻のこと。 - はいたか
【鷂】: ハイタカ。猛禽類の一種で、優れた狩猟能力を持つ鳥。 - はごろも
【羽衣】: 天女が着るとされる、天から降りてきた際に着用するとされる神秘的な衣。 - はしがき
【序】: 文章や書物の冒頭に置かれる部分。序文や前書き。 - はしばみ
【榛】: ハシバミ。ナッツ類を実らせる樹木の一種。 - はじかみ
【椒】: 山椒。香辛料として用いられる植物。 - はたあし
【旒】: 旗や幟(のぼり)の先端につける飾り。特に、古代中国の旗に見られる装飾。 - はたぼこ
【纛】: 大きな旗。または、武将が戦場で使う大きな旗印。 - はなさと
【花里】: 花が咲き乱れる美しい場所。または、理想的な美しい村や町を詠んだ言葉。 - はなぶさ
【英】: 花や草木の華やかな部分。また、優れた人物や英雄を指す言葉としても使用される。 - はますげ
【莎】: スゲ。湿地帯に生える草の一種。 - はやぶさ
【隼】: 鳥類の一種で、非常に高速で飛ぶことで知られる猛禽類。 - はららご
【鯡】: ニシン。寒冷地の海に生息する魚類。 - はりつけ
【磔】: 刑罰の一つ。犯人を木や十字架に縛り付けて処刑する方法。 - はんぞう
【楾】: ニレ科の樹木。または、その木の材料。 - ひいらぎ
【柊】: 冬に青々とした葉を保つ常緑樹。クリスマスなどの装飾に使われることもある。 - ひかがみ
【膕】: 肘から手首にかけての外側の部分。人の体の一部。 - ひこばえ
【蘖】: 木の根本から新しく出る芽や若枝。再生や新しい始まりを象徴することも。 - ひしょう
【飛翔】: 空を自由に飛び回ること。高いところへ飛び上がる行為。 - ひのくち
【閘】: 水門。水の流れを調節するための設備。 - ひまわり
【向日葵】: 太陽の方向に向かって咲く、黄色い大きな花を持つ植物。 - ひよどり
【鵯】: ヒヨドリ。日本に生息する小鳥の一種。 - びしょう
【微笑】: わずかに笑うこと。穏やかな笑み。 - ふうりん
【風鈴】: 風に揺れることで音を出す、夏の風物詩とされる吊り下げ型の鈴。 - まつかぜ
【松風】: 松の木を通る風の音。特に、その音がもたらす涼しげで心地よい感覚。 - まてがい
【蟶】: マテガイ。砂浜などに生息する二枚貝の一種。 - まなびや
【庠】: 古代中国の教育機関。転じて、学校や学び舎を意味する。 - まゆずみ
【黛】: 眉墨。眉に色をつける化粧品。 - みかづき
【朏】: 新月のこと。細い月の形をしている状態。 - みささぎ
【陵】: 墓地の丘。特に、皇族や貴族の墓。 - みずがね
【汞】: 水銀のこと。常温で液体の金属。 - みちのり
【里】: 距離の単位。または、旅の途中や道程を表す。 - みてぐら
【幣】: 神に捧げる紙や布などの神聖な物。 - みみだま
【珥】: 耳飾り。耳につける装飾品。 - むながい
【鞅】: 馬具の一部。馬の胸に当たる部分で、馬を制御するためのもの。 - もののけ
【魑】: 幽霊や妖怪など、この世ならざる存在。 - もののふ
【武】: 古代日本の武士。または、武勇に優れた人。 - やまあい
【陜】: 山間の狭い谷。 - やまぐわ
【柘】: 柘植。染料や薬用として使われる木。 - やまびこ
【谺】: 山間で聞こえる反響。エコーのこと。 - ゆうがほ
【夕顔】: 夕方に開花する花。または、その花を咲かせる植物。 - ゆうぎり
【夕霧】: 夕方に発生する霧。特に、情緒ある風景を描写するときに使われる。 - ゆうばえ
【夕映え】: 夕日が沈む時の美しい空の色。夕焼け。 - ゆらゆら
【揺ら揺ら】: ゆっくりと揺れる様子。水面や炎が揺れるさまを形容する。 - よいさき
【宵先】: 夜の初め、日が沈んでから暗くなるまでの時間。 - よつつじ
【四つ辻】: 四つの道が交わる場所。選択や決断を迫られる状況を象徴することもある。 - れいめい
【黎明】: 夜が明けて日が昇り始めるころ。夜明け前の薄明るい時間帯。 - わたどの
【廊】: 建物の横または周囲を囲む通路。屋根付きの歩廊。 - わだつみ
【海神】: 海を司る神。日本神話における海の神。 - わびさび
【侘寂】: 日本の美意識の一つ。質素で静かな美しさを好む心情や、そこからくる深い趣を表す。 - しっこく
【漆黒】: 極めて深い黒色。夜空や深い闇を連想させる色。
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