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有名な妖怪一覧 102種類|創作のヒントになる日本の怪談・伝承

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有名な妖怪一覧 102種類|創作のヒントになる日本の怪談・伝承 伝統・文化
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  1. 百鬼夜行(ひゃっきやぎょう/ひゃっきやこう)
     無数の妖怪が夜の闇を行進する現象。多種多様な妖怪が一堂に会する光景は、恐怖と興味を呼び起こします。
  2. ろくろ首(ろくろくび)
     普段は普通の姿ながら、夜になると首が異常に伸びるとされる妖怪。主に女性の姿で描かれ、不思議さと恐怖が重ねられます。
  3. 死神(しにがみ)
     人の魂をあの世へと導く存在。日本では仏教的影響もあり、必ずしも恐怖の対象というだけではなく、生命の巡りや宿命の象徴とされています。
  4. 空狐(くうこ)
     空中を自由に飛び回る狐の妖怪。神秘的な風のごとく、現れたり隠れたりし、吉兆や警告を伝えるといわれています。
  5. 天狐(てんこ)
     中国や日本に伝わる、千年以上生きた狐が妖怪化した存在。千里眼や神通力を持ち、神格化した九尾の狐ともいわれます。
  6. 大入道(おおにゅうどう)
     名称は「大僧侶」を意味するが、地域によっては影のような不明瞭な姿や単なる巨人として描かれ、見た者に不運や病をもたらすと伝えられます。
  7. 火車(かしゃ)
     悪行を重ねた者の魂を奪うとされる妖怪。死者の怨念が集まった姿として、伝承に登場します。
  8. 青鷺火(あおさぎび)
     光る青い鷺の姿の怪火現象。化け柳と呼ばれる大木に毎晩青い火がともり、雨の夜に近づいた男が恐怖で気を失ったと伝えられています。
  9. 生霊(いきりょう)
     生きている人間の霊魂が体外に出て自由に動き回るとされる存在です。
  10. 一目連(いちもくれん)
     天候や風を司る神とされ、江戸時代には海難防止や雨乞いの祈願の対象とされました。
  11. 一反木綿(いったんもんめん)
     長さ約10メートル、幅約30センチの木綿状の物体が夕暮れ時にヒラヒラと飛び、人を襲うと伝えられる妖怪です。
  12. 一本だたら(いっぽんだたら)
     一つ目で一本足の妖怪。電柱に目鼻をつけたような姿と、雪の日に宙返りしながら足跡を残すという逸話がありますが、人には危害を加えないとされています。
  13. うわん
     古びた寺の近くに現れ、「うわん」と奇声を発して驚かせ、隙をついて命を奪うといわれる幽霊のような存在。ただし、相手が同じように返せば逃げ去るという伝説があります。
  14. 雲外鏡(うんがいきょう)
     魔物の正体を明らかにするといわれる伝説上の鏡の妖怪です。
  15. 煙々羅(えんえんら)
     さまざまな姿に変化しながら大気中を漂う、煙の妖怪。ときに人の顔が浮かび上がると伝えられます。
  16. 鬼火(おにび)
     夜の闇に漂う青白い炎。墓地や山中に現れ、迷い込んだ者を惑わせ、精気を吸い取るといわれます。
  17. からかさ小僧(からかさこぞう)
     一つ目の傘を持ち、一本足で飛び跳ねる小さな妖怪です。
  18. がしゃどくろ
     戦死者や野垂れ死にした者の骸骨や怨念が集まり、巨大な骸骨の姿となった妖怪。夜中にガチガチと音を立てながら歩き、生者を襲うと伝えられています。
  19. 狐火(きつねび)
     火の気のないところに、提灯や松明のような青い怪火が現れ、点いたり消えたりする現象です。
  20. 葛の葉(くずのは)
     陰陽師・安倍晴明の母と伝えられる狐の姿の妖怪です。
  21. 食わず女房(くわずにょうぼう)
     「食事をしない」と主張する女性が実は、髪の中に大きな口を持つ大食いの化け物であるという伝説の存在です。
  22. 提灯小僧(ちょうちんこぞう)
     手に提灯を持った少年の妖怪。容姿は12〜13歳くらいの少年とされ、顔が真っ赤でホオズキの実に例えられることもあります。
  23. 付喪神(つくもがみ)
     長い年月を経た道具などに精霊が宿ったもの。古くなった物がたまに意識を持ち、人をたぶらかすと伝えられています。
  24. 釣瓶火(つるべび)
     木の精霊が青白い火の玉となってぶら下がる現象。夜の山道などで、木の枝から突然現れるといわれ、その中に人や獣の顔が浮かび上がることもあります。
  25. 天火(てんか/てんび/てんぴ)
     天上から落ちる提灯大の怪火。家の屋根に落ちると火事になると伝えられ、また夏の夕空を大きな音と共に飛ぶ怪火としても語られます。
  26. 濡女(ぬれおんな)
     海に関わる妖怪。多くは人間を喰うとされ、常に髪が濡れている姿で現れ、海辺にまつわる恐怖伝説と結び付けられています。
  27. 野宿火(のじゅくび)
     田舎道や山中に、まるで誰かが火を焚いたかのように現れる細い火。消えたり燃え上がったりを繰り返す怪火です。
  28. 野鉄砲(のでっぽう)
     タヌキやリス、ムササビのような外見を持ち、北国の山中で人を襲い生き血を吸うとされる妖怪です。
  29. 蟹坊主(かにぼうず)
     各地の寺院に伝わるカニの妖怪。無人の寺に現れ、問答を仕掛けると伝えられる昔話の題材です。
  30. 婆娑婆娑(ばさばさ)
     赤い鶏冠を持つ鳥の妖怪で、口から赤い炎を吐き出します。炎は物を燃やすことはなく、狐火に類する現象とされます。

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