古刀・槍・薙刀などを含めた、日本刀の名称を一覧にしました。
実在する日本刀、伝説の日本刀、神話に登場する日本刀などから美しい名称、カッコいい名称の150種類の日本刀を紹介します。ネーミングのヒントに使えるかもしれないリストです。ぜひ参考にしてみてください。
日本刀の名称一覧
- 切刃貞宗
【きりはさだむね】同名2口あり。ともに現存。 - 千人切
【せんにんぎり】山田浅右衛門家に伝来した無銘の刀。度々、処刑に用いられ吉田松陰の処刑もこの刀で行ったという。 - 和泉守兼定
【いずみのかみかねさだ】二代目兼定(通称:之定)が著名工。 - 壺切御剣
【つぼきりのみつるぎ、つぼきりのぎょけん】 - 呉竹鞘御杖刀
【くれたけのさやのごじょうとう】
[大刀]
正倉院所蔵。仕込み杖 - 金装大刀
【きんそうたち】
[大刀]
国宝、無銘。山科西野山古墳出土品として一括して国宝に指定。京都大学総合博物館所蔵。 - 騒速
【そはや】
[大刀]
重要文化財。清水寺 (加東市)所蔵、東京国立博物館保管。騒速を含む3口が「大刀 三口、附 拵金具 十箇」として一括して重要文化財に指定。 - 黒漆剣
【こくしつけん】
[大刀]
重要文化財、直刀 無銘、鞍馬寺所蔵。 - 破邪の御太刀
【はじゃのおんたち】
[大太刀]
山口県下松市の市指定有形文化財、全長465センチメートルで、日本一巨大な日本刀と評される。 - 祢々切丸
【ねねきりまる】
[大太刀]
日光の二荒山神社の神刀。祢々という妖怪を退治したと伝えられる太刀。日光市、二荒山神社所蔵。 - 蛍丸
【ほたるまる】
[大太刀]
来国俊作の大太刀。南北朝時代に阿蘇惟澄が使用した際、刀身に蛍が集まり刃こぼれが消えたという伝説がある。 - 蜻蛉切
【とんぼきり】
[槍]
槍。銘藤原正真作。→天下三槍 - 一国兼光
【いっこくかねみつ】
[太刀]
重要文化財、銘 備前国長船兼光。高知県立高知城歴史博物館蔵。 - 一期一振
【いちごひとふり】
[太刀]
御物、銘 吉光(額銘)。一期一振藤四郎、一期一振吉光とも。 - 三日月宗近
【みかづきむねちか】
[太刀]
国宝、銘三条。東京国立博物館所蔵。天下五剣 - 三条吉家
【さんじょうよしいえ】
[太刀]
重要文化財、京都国立博物館蔵。同名が備前一文字派にあって銘も酷似するが、三条吉家の方が、細身、小鋒で、刃文も小乱を主体とする古雅な作風。 - 二つ銘則宗
【ふたつめいのりむね】
[太刀]
重要文化財。福岡一文字則宗作とされる。京都の愛宕神社の神宝。笹丸拵えという太刀拵えが付いている。 - 備前三郎国宗
【びぜんさぶろうくにむね】
[太刀]
宇和島藩伝来の刀剣であったが、日本政府により買い上げられ、日独防共協定成立を記念して、アドルフ・ヒトラーに贈呈される。敗戦前に日本に返還。 - 児手柏包永
【このてがしわかねなが】
[太刀]
銘 包永、関東大震災で被災し焼身。徳川ミュージアム蔵 - 千代金丸
【ちよがねまる】
[太刀]
国宝「琉球国王尚家関係資料」のうち、無銘。那覇市歴史博物館蔵。 - 古今伝授行平
【ここんでんじゅゆきひら】
[太刀]
国宝、銘 豊後国行平作。 - 唐柏
【からかしわ】
[太刀]
重要美術品、銘 長谷部国信。上杉謙信の愛刀の一つとして米沢上杉家の家宝として伝わる。 - 大包平
【おおかねひら】
[太刀]
国宝、銘 備前国包平作。東京国立博物館蔵 - 大般若長光
【だいはんにゃながみつ】
[太刀]
国宝、銘 長光。奥平信昌が長篠の戦いでの戦功により、徳川家康より拝領した太刀。 - 天光丸
【てんこうまる】
[太刀]
重要美術品、銘安綱。源義家の佩刀とされる太刀。 - 太郎坊兼光
【たろうぼうかねみつ】
[太刀]
備前長船兼光の作、丹羽氏重代の刀、刃長2尺3寸 - 姫鶴一文字
【ひめつるいちもんじ】
[太刀]
重要文化財。銘 一。上杉謙信の愛刀の一つ。備前福岡一文字派の作。 - 実休光忠
【じつきゅうみつただ】
[太刀] - 小烏丸
【こがらすまる】
[太刀]
御物、無銘。 - 小狐丸
【こぎつねまる】
[太刀]
能の「小鍛冶」に歌われる伝説の名刀であるが、同名の刀が複数伝わっている。 - 小竜景光
【こりゅうかげみつ】
[太刀]
国宝、銘 備前国長船住景光。 - 山伏国広
【やまぶしくにひろ】
[太刀]
重要文化財、堀川国広作。 - 岡田切吉房
【おかだぎりよしふさ】
[太刀]
国宝、銘吉房。織田信雄がこれで家老の岡田重孝を斬り、小牧・長久手の戦いのきっかけとなった。 - 数珠丸恒次
【じゅずまるつねつぐ】
[太刀]
重要文化財、銘 恒次、本興寺 (尼崎市)所蔵。天下五剣 - 日光一文字
【にっこういちもんじ】
[太刀]
無銘であるが福岡一文字との極め。号の由来は日光二荒山神社の奉納品であったことから。 - 日光助真
【にっこうすけざね】
[太刀]
加藤清正献上の徳川家康の愛刀。好みで作らせた助真拵がつく。国宝。日光東照宮筆頭の宝物。 - 明石国行
【あかしくにゆき】
[太刀]
国宝、銘 国行(来)。刀剣博物館蔵 - 江雪左文字
【こうせつさもんじ】
[太刀]
国宝、銘 筑州住左。ふくやま美術館蔵 小松コレクション - 狐ケ崎
【きつねがさき】
[太刀]
国宝、銘 為次。吉川家の重宝。青江為次作。鎌倉時代、吉川家の先祖の吉香友兼が駿河の狐ケ崎の地で、この太刀で梶原景茂を討ち取ったことから名付けられた。 - 獅子王
【ししおう】
[太刀]
重要文化財、無銘。東京国立博物館蔵。 - 石切丸
【いしきりまる】
[太刀]
重要美術品、銘 有成(宗近と同一人とも)。石切剣箭神社蔵 - 童子切安綱
【どうじぎりやすつな】
[太刀]
国宝、銘安綱。東京国立博物館所蔵。→天下五剣 - 膝丸
【ひざまる】
[太刀]
源氏の家宝。後の蜘蛛切・薄緑。重要文化財。大覚寺蔵。 - 蜈蚣切
【むかできり】
[太刀]
太刀 無銘(伝 神息)。伊勢神宮所蔵。 - 袖ノ雪
【そでのゆき】
[太刀]
致道博物館所蔵。 - 長篠一文字
【ながしのいちもんじ】
[太刀]
国宝。奥平信昌が長篠の戦いでの戦功により、織田信長より拝領した刀。個人蔵 - 髭切
【ひげきり】
[太刀]
源氏の家宝。後の鬼切。最上家伝来。銘国綱(古備前派)とあるが改竄後のもので、現在は「伝安綱」とされる。重要文化財。京都の北野天満宮所蔵(号「鬼切丸」別名「髭切」(伝安綱)北野天満宮の押形より)。 - 鬼丸国綱
【おにまるくにつな】
[太刀]
御物、銘 国綱。→天下五剣 - 鬼切丸 (北野天満宮)
【おにきりまる】
[太刀]
重要文化財、伝安綱。北野天満宮所蔵。刃長二尺七寸八分五厘 反り一寸二分二厘。 - 鬼切丸 (多田神社)
【おにきりまる】
[太刀]
多田神社所蔵。 - 鬼切安綱
【おにきりやすつな】
[太刀]
→鬼切丸 (北野天満宮) - 鵜丸
【うまる】
[太刀]
銘 不明。 - 鶯丸
【うぐいすまる】
[太刀]
御物、銘 備前国友成。 - 鶴丸
【つるまる】
[太刀]
御物、銘 国永。 - 妙法村正
【みょうほうむらまさ】村正作。重要美術品、銘 村正 妙法蓮華経/永正十天葵酉十月十三日(棟銘・銀象嵌銘 鍋信)。個人蔵。 - 車太刀
【くるまたち】
[小太刀]
源義経所用と伝わる小太刀。全長が短いが反りが深く、こじりと柄頭の金具以外は欠損しているが小太刀拵も付属している。鞍馬寺所蔵。 - 布都御魂剣
【ふつみたまのつるぎ】国宝。「韴霊剣」とも。鹿島神宮に伝わる巨大な直刀で、石上神宮に安置され鹿島に戻らなかった初代の替わりに作られたと伝えられる。 - 希首座
【きしゅそ】細川忠興がこの刀で大徳寺の僧・希首座を斬ったことが由来。この刀の拵は「希首座拵」と呼ばれる。島田美術館蔵。 - 戒杖刀
【かいじょうとう】重要美術品。上杉謙信が上洛した際、高野山で清胤に教えを受けた時に持って行ったという仕込み杖。備前三郎国宗在銘刀が収められている。個人蔵、上杉神社寄託 - さゝのつゆ
【ささのつゆ】
[打刀]
石田三成が関ヶ原の戦いで捕縛された時に佩用していた打刀。京信国の作と伝わっていたが、本阿弥家は備後貝三原正真作と鑑定した。 - 圧切長谷部
【へしきりはせべ】
[打刀]
国宝。「へし切」の由来は織田信長が無礼を働いて膳棚下に隠れた茶坊主を「圧し切り」(刀身を押しあてるだけで切ること)で成敗したと伝えられることから。引かずとも押し当てるだけで切れるほど鋭い切れ味の刀とされる。黒田官兵衛(黒田孝高)が小寺政職の使者として信長に面会し中国征伐の策を提言した時に、それに対する褒美として信長から黒田官兵衛に与えられた。福岡藩主となった黒田家に伝来。 - 一胴七度
【いちのどうしちど】
[打刀]
村正作の打刀。関白豊臣秀次の愛刀。「一の胴」(江戸後期の「乳割」)という難度の高い部位での試斬を七度成功させた。 - 九字兼定
【くじかねさだ】
[打刀]
銘 和泉守藤原兼定作、裏銘臨兵闘者皆陣烈在前。個人蔵 - 亀甲貞宗
【きっこうさだむね】
[打刀]
国宝、無銘 貞宗。大磨上無銘の相州貞宗と鑑定された刀。由来は茎尻に亀甲紋が彫られていることから。東京国立博物館蔵 - 五月雨江
【さみだれごう】
[打刀]
重要文化財、無銘 郷義弘。黒田長政の愛刀。のち尾張徳川家伝来。由来は本阿彌某が手入れのために刀身に油を塗り過ぎ油染みを起こしたため、何時見ても霞がかった刀に見えたことから。 - 南泉一文字
【なんせんいちもんじ】
[打刀]
重要文化財、無銘 一文字。尾張徳川家に伝えられた刀。福岡一文字を参照のこと。徳川美術館蔵 - 大倶利伽羅広光
【おおくりからひろみつ】
[打刀]
重要美術品、大磨上無銘 広光(相州伝)。個人蔵 - 大兼光
【おおかねみつ】
[打刀]
重要文化財、金象嵌銘 備前国兼光 本阿弥(花押)。 - 安宅切
【あたきぎり】
[打刀]
銘 表 備前長船祐定 裏 大永二年八月日。金象嵌銘 あたき切脇毛落。現在は福岡市博物館蔵。 - 山姥切国広
【やまんばぎりくにひろ】
[打刀]
重要文化財、堀川国広作。 - 岩切海部
【いわきりかいふ】
[打刀]
銘 阿州氏吉作、福岡県指定文化財。三好長慶所持、福岡藩黒田家伝来。個人蔵 - 後家兼光
【ごけかねみつ】
[打刀]
大磨上無銘 長船兼光。附 葦雁蒔絵鞘打刀拵。静嘉堂文庫蔵 - 水神切兼光
【すいじんきりかねみつ】
[打刀]
重要美術品、銘 備州長船住兼光 康□三年十一月日。南北朝時代初期の作としては珍しい平造りの打刀。号の由来は直江兼続の愛刀で、洪水を治めたという逸話から - 波游ぎ兼光
【なみおよぎかねみつ】
[打刀]
重要美術品、金象嵌銘 波およぎ末代剱兼光也/羽柴岡山中納言秀□所持之。立花宗茂の愛刀。戦場で斬ったはずの兵士が川を泳いで逃げ、向こう岸にたどり着いた所で真っ二つになったという斬れ味の良さを示す逸話から。 - 燭台切光忠
【しょくだいきりみつただ】
[打刀]
銘不明。関東大震災で被災し焼身。徳川ミュージアム蔵 - 石灯篭切虎徹
【いしどうろうぎりこてつ】
[打刀]
長曽祢興里、銘 長曽祢興里入道乕徹 石燈篭切。注文主の旗本に切れ味を証明するため、松の枝を切ろうとしたが勢い余り側にあった石灯籠まで切り込んだ逸話に由来する。 - 稲葉江
【いなばごう】
[打刀]
国宝、金象嵌銘 天正十三十二月日江本阿弥磨上之(花押) 所持稲葉勘右衛門尉。 - 義元左文字
【よしもとさもんじ】
[打刀]
重要文化財、金象嵌銘 永禄三年五月十九日義元討捕刻彼所持刀 織田尾張守信長。三好左文字、宗三左文字とも。 - 風鎮切光代
【ふうちんぎりみつよ】
[打刀]
柳生厳包愛用の脇差。肥後守秦光代作。4個重ねた風鎮を切れたことから。 - 鳴狐
【なきぎつね】
[打刀]
重要文化財。館林藩主の秋元家伝来。粟田口国吉の平造脇差。東京国立博物館蔵 - 晴思剣
【せいしけん】細川忠興がこの刀で茶坊主を斬って、思いが晴れたことが由来。 - 村雨
【むらさめ】津田助広作。銘津田越前守助廣 村雨 延宝六年二月日 特別重要刀剣。『南総里見八犬伝』に登場する架空の刀とは別。 - 村雲江
【むらくもごう】沸出来の働きが雲が湧くが如く見えることから。伊達家伝来。重要文化財。 - 柏太刀
【かしわだち】日光二荒山神社の神刀。 - 一国長吉
【いっこくながよし】
[槍]
福岡市博物館蔵。 - 中白鳥毛槍
【なかしらとりげやり】
[槍]
「胴白の槍」とも称される。 - 人間無骨
【にんげんむこつ】
[槍]
銘和泉守兼定作。 - 御手杵
【おてぎね】
[槍]
銘 義助作。東京大空襲にて、真作は焼失。→天下三槍 - 日本号
【にほんごう】
[槍]
大身槍。無銘、福岡市博物館所蔵。→天下三槍 - 瓶通
【かめどおし】
[槍]
銘 三条吉広、酒井忠次所用。個人蔵 - 猫丸
【ねこまる】菅原道真が作ったとされる伝説上の太刀。同銘の脇差が北野天満宮に伝来。 - 燈篭切虎徹
【とうろうきりこてつ】→石灯籠切虎徹 - 瓶割
【かめわり】一刀流宗家が受け継いだ刀。福岡一文字という。 - 七星剣
【しちせいけん】
[直刀]
国宝。四天王寺所蔵 - 丙子椒林剣
【へいししょうりんけん】
[直刀]
国宝。七星剣と共に聖徳太子の佩刀と伝えられる直刀。四天王寺所蔵。 - 水龍剣
【すいりゅうけん】
[直刀]
重要文化財。正倉院に所蔵されていた直刀で、聖武天皇の佩刀と伝わる。明治天皇の愛刀としても知られ、加納夏雄の手による宝剣拵も有名。刀身、拵ともに東京国立博物館蔵 - 須賀利御太刀
【すがりのおんたち】
[直刀]
伊勢神宮の714種1576点の御装束神宝のひとつで、20年に一度の式年遷宮ごとに調製される直刀。 - 一庵正宗
【いちあんまさむね】
[短刀]
重要文化財、無銘 正宗。享保名物帳に「横浜一庵法印所持」と記載がある。 - 不動行光
【ふどうゆきみつ】
[短刀]
銘 行光。織田信長所持。本能寺の変で焼けたとも伝わる。再刃。個人蔵 - 九戸来国行
【くのへらいくにゆき】
[短刀]
井伊直政が九戸城攻めでの戦功により、徳川家康より拝領した短刀。井伊家に伝来。 - 九鬼正宗
【くきまさむね】
[短刀]
国宝、無銘 正宗。 - 乱光包
【みだれみつかね】
[短刀]
重要文化財、銘 光包。来国俊の門人、中堂来光包の作。号の由来は、光包の作にしては珍しく乱れ刃であることから。徳川将軍家伝来の短刀。刀剣博物館保管 - 乱新藤五
【みだれしんとうご】
[短刀]
重要美術品。相州伝の祖、新藤五国光の短刀。号の由来は、新藤五国光の作には珍しく乱れ刃であることから。 - 乱藤四郎
【みだれとうしろう】
[短刀]
重要刀剣、銘 吉光。号の由来は、粟田口吉光の作には珍しく乱れ刃であることから。朽木家伝来。 - 五虎退
【ごこたい】
[短刀]
重要美術品、銘 吉光。個人蔵、上杉博物館寄託 - 京極正宗
【きょうごくまさむね】
[短刀]
銘 正宗。号の由来は京極高次が所持したことから。正宗の稀少な在銘短刀。 - 倶利伽羅江
【くりからごう】
[短刀]
銘 表 江。明智光秀の愛刀とされており、山崎の戦いによる坂本城落城により焼失する。 - 博多藤四郎
【はかたとうしろう】
[短刀]
重要文化財、銘 吉光。福岡藩主黒田忠之が、嫡男の光之と小倉藩小笠原家の長女市松姫の婚儀の際、その父忠眞に贈る。博多で発見されたことからその名前が付く。 - 太鼓鐘貞宗
【たいこがねさだむね】
[短刀]
重要文化財、無銘 貞宗。仙台伊達家伝来。 - 小夜左文字
【さよさもんじ】
[短刀]
重要文化財、銘 左 筑州住。 - 庖丁正宗
【ほうちょうまさむね】
[短刀]
3口あり、いずれも短寸で重ね極めて薄く包丁のような姿をしていることから。 - 愛染国俊
【あいぜんくにとし】
[短刀]
重要文化財、銘 国俊。 - 新身来国光
【あらみらいくにみつ】
[短刀]
重要文化財、銘来国光。 - 日向正宗
【ひゅうがまさむね】
[短刀]
国宝、無銘 正宗。水野日向守が関ヶ原の戦いで石田一族から奪う。正宗の最高傑作の評が高い。 - 有楽来国光
【うらくらいくにみつ】
[短刀]
国宝、銘来国光。 - 謙信景光
【けんしんかげみつ】
[短刀]
国宝、銘備州長船住景光 - 破敵剣
【はてきのつるぎ】 - 竹俣兼光
【たけまたかねみつ】上杉謙信の家臣、竹俣某が謙信に献上した太刀。豊臣秀吉に請われ景勝が譲った。 - 笹貫
【ささぬき】古波平・波平行安の太刀。波平銘で現存する最古の刀。茎が地中に埋まり切先が直立した状態で舞い落ちた笹の葉が無数に貫かれていたという伝説による。 - 籠釣瓶
【かごつるべ】柳生厳包の愛刀。肥後守秦光代の作。徳川美術館所蔵。 - 紀州来国次
【きしゅうらいくにつぐ】国宝。紀州徳川家に伝来。個人蔵 - 紅葉狩兼光
【もみじがりかねみつ】加藤清正が使った大太刀。朝鮮出兵で損傷。 - 二王清綱
【におうきよつな】
[脇差]
横倉喜三次の所用刀であり、近藤勇の処断に使われた刀。 - 布袋国広
【ほていくにひろ】
[脇差]
刃長37.9センチメートルのものは黒田元侯爵家のもの、刃長31.2センチメートルのものは刀身に「夢ハ香シ梅里多」と刻まれている。 - 春畝兼定
【しゅんぼかねさだ】
[脇差]
兼定作の脇差。伊藤博文(号は春畝)が仕込み杖にして携帯していたことから。 - 朱判貞宗
【しゅはんさだむね】
[脇差]
重要文化財、朱銘 貞宗。「名物 朱判貞宗」。生茎(うぶなかご)で貞宗と極められ、茎に極め朱銘があることから。 - 治金丸
【じがねまる】
[脇差]
国宝「琉球国王尚家関係資料」のうち、無銘。 - 浦島虎徹
【うらしまこてつ】
[脇差]
銘 長曽祢興里 万治三年十二月日 同作彫之。 - 火車切広光
【かしゃきりひろみつ】
[脇差]
重要美術品、佐野美術館蔵。 - 篭手切江
【こてぎりごう】
[脇差]
無銘 郷義弘、表 金象嵌 コテ切義弘 本阿(花押) 裏 銀象嵌 稲葉丹後守所持。籠手切郷とも表記される。 - 蜘蛛切丸
【くもきりまる】
[脇差]
銘 表 吉光 裏 亀王丸。織田信長が熱田神宮へ奉納したとされる。愛知県指定文化財。 - 血吸
【ちすい】
[脇差]
→童子切安綱 - 骨喰藤四郎
【ほねばみとうしろう】
[脇差]
重要文化財、無銘 伝粟田口吉光。薙刀を磨り上げた薙刀直し脇差。明暦の大火で焼身、再刃。豊臣秀吉に所持されていたことがあり、縁のある豊国神社に寄贈された。 - 鯰尾藤四郎
【なまずおとうしろう】
[脇差]
銘 吉光。長巻を脇差に作り直している。尾張徳川家に伝来。再刃。 - 薄緑
【うすみどり】大覚寺所蔵の□忠(古備前近忠の可能性がある)→膝丸 - 権藤鎮教
【ごんどうしずのり】
[薙刀]
銘 平鎮教。福岡市博物館蔵 - 虎御前
【とらごぜん】竹中重治(竹中半兵衛)が小谷城の戦いの際に支城である虎御前山を攻め落とした戦功として秀吉から授けられたとされる太刀。 - 蜘蛛切
【くもきり】→膝丸 - 蜥蜴丸
【とかげまる】愛知県に伝わる妖刀、刀身を見た者に不幸があるとされる。 - 護身剣
【ごしんのつるぎ】守護剣、日月護身剣とも。 - 鉄砲切り兼光
【てっぽうきりかねみつ】号の由来は上杉謙信が鉄砲ごと侍を戦場で斬り落としたことから。上杉家には多数の兼光が存在するが、どれが該当するのか不明。 - 鉋切長光
【かんなきりながみつ】大工に化けた妖怪を鉋ごと斬ったという伝説から。蒲生家より徳川家光に献上され、徳川将軍家に伝来した。大正時代に水戸徳川家に贈られる。 - 長曽祢虎徹
【ながそねこてつ】新刀の横綱と言われる長曽祢興里。新選組局長である近藤勇が所持していたとされる。 - 雷切
【らいきり】立花道雪(戸次鑑連)が雷または雷神を斬ったと伝えられる刀。 - 鷹の巣宗近
【たかのすむねちか】銘 三条。島津家伝来の寸延び短刀。所在不明。 - 岩融
【いわとおし】
[刀]
登場作品:『義経記』作中で武蔵坊弁慶が柄装束の四尺二寸の太刀と共に差している刀として登場。 - 吠丸
【ほえまる】
[太刀]
登場作品:『平家物語』剣の巻・『吾妻鏡』 - 大通連
【だいとうれん】
[太刀]
登場作品:『鈴鹿の草子』『田村の草子』『田村三代記』 - 小烏丸
【こがらすまる】
[太刀] - 獅子ノ子
【ししのこ】
[太刀]
登場作品:『源平盛衰記』「剣巻」 - 顕明連
【けんみょうれん】
[太刀]
登場作品:『鈴鹿の草子』『田村の草子』『田村三代記』 - 鬼丸
【おにまる】
[太刀]
登場作品:『源平盛衰記』剣の巻 - 小通連
【しょうとうれん】登場作品:『鈴鹿の草子』『田村の草子』『田村三代記』 - 今剣
【いまのつるぎ】
[短刀]
登場作品:『義経記』『よしつね物語』刃長6寸5分。『よしつね物語』によると柄には紫檀を使っている。三条小鍛冶宗近が鞍馬寺から依頼を受けて制作、奉納した刀を別当の東光坊が名付けて秘蔵し、後に守り刀として源義経に与えたとされる。 - 村雨
【むらさめ】
[刀]
登場作品:『南総里見八犬伝』
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