【雪の異称】『雪』を表す美しい言葉 一覧 72種類【意味・読み方付き】異称・美称 – 和の言葉

【雪の異称】『雪』を表す美しい言葉 一覧|異称・美称 - 和の言葉 やすらぎの言葉
スポンサーリンク

日本の冬を象徴する美しい瞬間、それが雪が静かに降り積もる情景です。日本の文化では、雪を詠む多くの美しい言葉が存在し、季節の移ろいや自然の美しさを表現しています。ここでは、雪を表す繊細で美しい和の言葉を79種類集め、それぞれの読み方と意味を紹介します。六花、雪華、暮雪など、雪にまつわる異称・美称を通じて、日本の冬の風情を感じていただければ幸いです。

 

スポンサーリンク

『雪』を表す美しい言葉

  1. 不香の花【ふきょうのはな】
    香りを持たない花。雪が静かに降り積もる様子を、香りがなくても美しい花に喩えた言葉です。
  2. 六つの花【むつのはな】
    六つの花弁を持つ花。雪の結晶が六角形であることから名づけられました。
  3. 六出【りくしゅつ】
    六角形の雪の結晶を模した、六つの花弁を持つ花。古来からの表現で、雪の美しさを伝えています。
  4. 六花【りっか、ろっか】
    雪の結晶の六角形を象った、六つの花弁を有する花。六花の美しさは、冬の冷たい空気に浮かぶ一瞬の芸術です。
  5. 六辺香【ろくへんこう】
    六つの花弁をもつ花。雪の結晶が持つ六角形の美しさを表現しています。
  6. 冬の花【ふゆのはな】
    冬に咲く、または冬を連想させる花。雪の美しさを花に喩えた言葉です。
  7. 天花【てんか】
    天から舞い降りるような美しい花。雪が舞い降りる様子を花に喩えています。
  8. 寒花【かんか】
    雪や氷を美しい冬の象徴として詠む。寒さの中での美しさを花に例えています。
  9. 牡丹雪【ぼたんゆき】
    その大きさが牡丹の花を思わせるような雪。ゆっくりと舞い降りる牡丹雪は、静かな冬の夜に幻想的な風景を作り出します。
  10. 玉屑【ぎょくせつ】
    空から降る雪の一形態。宝石のように美しい雪を指す言葉です。
  11. 瑞花【ずいか】
    縁起の良い、めでたい花、またはそうして雪を称える言葉。瑞花の雪は、新年の祝福を象徴するような存在です。
  12. 白魔【はくま】
    大雪を悪魔に例えて、その災害性を表す言葉。雪の猛威を表現しています。
  13. 花弁雪【はなびらゆき】
    花びらのように大きく美しい雪。美しい雪の姿を花に喩えた言葉です。
  14. 銀花【ぎんか】
    雪の美しさを讃える称呼。銀色に輝く雪の美しさを花に例えています。
  15. 雨雪【うせつ】
    雪が降る様子、または雨と雪の混合。雨と混じった雪の形を指します。
  16. 雪の花【ゆきのはな】/雪の華【ゆきのはな】
    雪を美しい花に喩えた言葉。雪の降る様子が花びらのように見えることから。
  17. 雪華【せつか】/雪花【せつか】
    雪の結晶や降る雪の美しさを花に例えていう。雪の結晶の美しさを表現しています。
  18. 青女【せいじょ】
    霜や雪をもたらすとされる女神。日本の神話に登場する青女は、冬の厳しさと美しさを同時に体現しています。
  19. 風花【かざはな、かざばな】
    晴れた日に風に乗って舞う雪のこと。風花の舞う日は、晴れ間から光が差し込み、雪が輝いて見えます。
  20. かた雪【かたゆき】
    積もって固まり、密度の高い雪。固く締まった雪を指します。
  21. ざらめ雪【ざらめゆき】
    一度融けて再び凍った、ざらざらした雪。砂糖のざらめのような質感の雪を指します。
  22. しまり雪【しまりゆき】
    細かい粒で固まりが良い雪。締まった雪の状態を表します。
  23. べた雪【べたゆき】
    水分を多く含み、べたつく感じの雪。湿った重たい雪を指します。
  24. べと雪【べとゆき】
    湿った粉雪とは対照的な、粘り気のある雪。湿度の高い雪を表します。
  25. 万年雪【まんねんゆき】
    年中無休で消えない雪、特に山頂に見られる。永遠に溶けない雪のことです。
  26. 今朝の雪【けさのゆき】
    立冬の日に降る雪。立冬の日の朝に降る雪を指します。
  27. 六花【むつのはな】
    結晶が六角形をしているためにつけられた、雪の呼び名。六花と同じく、雪の結晶の形を表しています。
  28. 冠雪【かむりゆき】
    物の上に大きく積もり、形が松茸のようになった雪。山や建物の上に積もる雪を指します。
  29. 別れ雪【わかれゆき】/忘れ雪【わすれゆき】
    冬の終わりに降る、春の訪れを告げる雪。季節の変わり目に降る雪を指します。
  30. 名残雪【なごりゆき】/名残の雪【なごりのゆき】
    春が近づいてもなお残る雪、または春先に降る雪。冬の名残を感じさせる雪です。
  31. 吹越【ふっこし】
    風によって運ばれ、舞い降りる雪。風に乗って移動する雪を指します。
  32. 夜雪【やせつ】
    夜間に降る雪。夜の静寂の中で降る雪を表現しています。
  33. 大雪【おおゆき】
    大量に降り積もる、激しい雪。大規模な降雪を指します。
  34. 小米雪【こごめゆき】
    非常に細かい、米粒のような雪。小さな粒状の雪を指します。
  35. 小雪【こゆき】
    わずかに降る雪、少量の雪。少量の雪を表します。
  36. 斑【はだら】/はだれ
    不均一に積もったり、溶け残ったりする雪のこと。まだらに積もった雪を指します。
  37. 斑雪【はだらゆき/はだれゆき】
    まだら模様のように降り積もった、または溶け残る雪。部分的に残る雪を指します。
  38. 新雪【しんせつ】
    新しく降り積もった雪。最近降ったばかりの雪を指します。
  39. 明の雪【あけのゆき】
    夜明けに降る雪。夜明けに見られる美しい雪景色を表します。
  40. 暮雪【ぼせつ】
    夕方に降る雪、夕暮れ時の雪景色。夕方に降る雪を指します。
  41. 根雪【ねゆき】
    解けずに残る、下層の雪。積もって固まった雪の層を指します。
  42. 水雪【みずゆき】
    水分を多く含んだ雪。湿った雪を表します。
  43. 氷雪【こおりゆき】
    雪が凍結し、氷のように硬くなった状態。凍った雪を指します。
  44. 泡雪/沫雪【あわゆき】
    溶けやすく、泡のような質感を持つ雪。すぐに溶ける雪を指します。
  45. 涅槃雪【ねはんゆき】/雪涅槃【ゆきねはん】
    涅槃会(陰暦2月15日)前後に降る、涅槃を象徴する雪。仏教の行事にちなんだ雪を指します。
  46. 淡雪【あわゆき】
    薄くて軽い、積雪の様子を表す。軽やかで儚い雪を指します。
  47. 深雪【みゆき】
    深く積もった、厚い雪。深く積もった雪を指します。
  48. 湿雪【しっせつ】
    湿気を多く含み、重たい雪。湿った重い雪を指します。
  49. 白雪【はくせつ】
    純白な雪。白く美しい雪を指します。
  50. 積雪【せきせつ】
    地面に積もった雪の状態。積もった雪を指します。
  51. 筒雪【つつゆき】
    物にまとわりついて筒状になった雪。筒状に積もった雪を指します。
  52. 篠の小吹雪【しののおぶき】
    強風によって篠突くように散らばる雪。吹雪の一種を指します。
  53. 粉雪【こなゆき】
    細かくてさらさらとした雪。細かい粒状の雪を指します。
  54. 粒雪【つぶゆき】
    粉雪よりもやや大きな粒の雪。小さな粒の雪を指します。
  55. 粗目雪【ざらめゆき】
    大きな粒子を持ち、目に見える粒状の雪。ざらめのような雪を指します。
  56. 細雪【ささめゆき】
    少量で、まばらに降る雪。細かくまばらに降る雪を指します。
  57. 綿雪【わたゆき】
    綿のように軽く大きな雪片。軽くふわふわした雪を指します。
  58. 薄雪【うすゆき】
    薄く積もる、ほのかな雪景色を作る雪。薄く積もった雪を指します。
  59. 衾雪【ふすまゆき】
    一面に厚く覆われた雪。厚く積もった雪を指します。
  60. 赤雪【せきせつ】
    表面に赤い藻が繁殖し、赤く見える雪。赤く染まった雪を指します。
  61. 里雪【さとゆき】
    主に住宅地や平地に積もる雪。人里に積もる雪を指します。
  62. 雪の声【ゆきのこえ】
    雪が窓や自然に触れる際に発する音。雪が触れる音を指します。
  63. 雪の果【ゆきのはて】
    春先、季節の変わり目に降る雪、あるいは春になっても溶け残る雪。季節の終わりに降る雪を指します。
  64. 雪国【ゆきぐに】
    雪が多く降る地域。雪の多い地域を指します。
  65. 雪庇【せっぴ】
    傾斜面にできる、突き出た雪の層。雪の層が突き出た状態を指します。
  66. 雪明り/雪明かり【ゆきあかり】
    雪による反射で夜も明るく見える現象。雪の反射で明るくなる現象を指します。
  67. 雪景色【ゆきげしき】
    雪に覆われた景色、雪の景観。雪に覆われた風景を指します。
  68. 雪月夜【ゆきずきよ、ゆきづきよ】
    雪が降る月夜、雪と月明かりに照らされる夜。月夜に雪が降る美しい夜を指します。
  69. 雪片【せっぺん】
    一片の雪、雪のひとひら。雪の小片を指します。
  70. 雪空【ゆきぞら】
    雪を予感させる空模様。雪が降りそうな空を指します。
  71. 雪紐【ゆきひも】
    物体に積もった雪が溶けて細長く垂れ下がる様子。雪が細長く垂れ下がる様子を指します。
  72. 餅雪【もちゆき】
    柔らかくフワフワした感触の雪。餅のように柔らかい雪を指します。

 

日本には、雪を美しく表現するための豊富な異称・美称が存在します。これらの言葉一つひとつに込められた情感や自然への敬愛は、和の文化の奥深さを物語っています。冬の季節になると自然から贈られる雪の美しさを、これらの言葉を通じて新たな視点から楽しむことができるでしょう。今回紹介した雪の異称・美称を日々の生活に取り入れて、和の心を感じる瞬間を増やしてみてはいかがでしょうか。

コメント