- 雪袴(もんぺ): 農作業などで履かれる、丈の長い作業用ズボン。
- 雪踏(せった): 底面が広い靴や草履。
- 雫(しずく): 水や液体が滴る小さな塊。詩的な表現や自然の美しさを象徴する言葉として使われる。
- 霞: 空気中の水滴によって遠くの景色がぼんやりと見える現象。春先によく見られる。
- 霰(あられ): 雨や雪ではない、氷の粒。また、その形をしたお菓子にも使われる。
- 面子(めんこ): 子どもたちが遊ぶ、厚紙でできた遊び道具。片方をひっくり返すことを競う。
- 風呂敷(ふろしき): 物を包むために使われる正方形の布。多様な柄や色があり、携帯や収納に便利。
- 風鈴: 夏の風物詩として吊るされる、涼やかな音色を奏でる装飾品。
- 飛白(かすり): 布地に施される特有の染めパターン。糸を部分的に結んで染めることで、白い模様を生み出す。
- 餡蜜(あんみつ): 果物や寒天、餡子を盛り合わせ、黒蜜をかけて食べる和菓子。
- 饂飩(うどん): 小麦粉を主原料とした、柔らかく太い麺。冷たくも温かくも提供される。
- 饅頭: 小麦粉の生地で餡を包んで蒸し上げた和菓子。様々な種類がある。
- 魑魅(すだま): 山や川などに住むとされる妖怪や精霊。
- 鼻緒(はなお): 草履や下駄などの履物を足に固定するための部分。
ここに紹介した和風で可愛らしい日本の古い言葉たちは、ただ美しいだけではなく、日本の豊かな文化や伝統、自然の知恵が込められています。これらの言葉を日常に取り入れることで、生活に彩りと深みを加え、心に豊かな癒しをもたらすことができるでしょう。日本の古来から伝わる美の世界を、これからも大切にしていきたいですね。
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