冬の言葉一覧146種類【冬の言葉集め】冬を表す和風で美しい言葉

冬の言葉一覧147種類【冬の言葉集め】冬を表す和風で美しい言葉 美しい言葉
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冬の言葉集め:冬を感じる美しい・綺麗な言葉を一覧にまとめた冬の情景を感じる言葉集です。冬を代表する和風の言葉とその読み方・意味を紹介します。

冬の季節は、その寒さや静けさ、そして時には厳しさの中にも、独特の美しさや情緒があります。ここでは、冬を表す様々な日本の美しい言葉を集めました。古来から伝わる和の心を感じさせるこれらの言葉は、冬の自然や風景、季節の移り変わりを繊細に表現しています。冬の和歌や俳句、文学作品にもよく使われるこれらの言葉を通じて、冬の季節の深みを感じてください。

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冬を感じる美しい言葉一覧

※ 掲載されている情報の正確さにはできる限り留意していますが、誤り等がありましたらお知らせください。意味、詳細等は辞書などでご確認ください。

  1. 三冬月
    【みふゆづき】
    : 「三冬」とは、旧暦で冬とされる10月、11月、12月のこと。三冬月はこれら月の総称。
  2. 三寒四温
    【さんかんしおん】
    : 寒い日が三日続き、その後温かい日が四日続く気象パターン。冬の終わりによく見られる。
  3. 六連星
    【むつらぼし】
    : 直訳すると「六つの連なった星」。特定の星座の一部を指すことがあるが、ここでは冬の夜空に輝く星々の美しさを象徴。
  4. 冠雪
    【かんせつ】
    : 山の頂に雪が積もること。山の頂きが雪で白く覆われる様子。
  5. 冬の名残
    【ふゆのなごり】
    : 冬が終わろうとする時期に、まだ残る冬の気配や風情。
  6. 冬の朝
    【ふゆのあさ】
    : 冬の季節に特有の、冷え込んで静かな朝。
  7. 冬の梅
    【ふゆのうめ】
    : 冬に咲く梅の花。寒中にもかかわらず開花する梅の花は、厳しい冬を乗り越える希望の象徴。
  8. 冬めく: 冬らしくなること。季節が冬に移り変わる様子や、冬の気配が感じられること。
  9. 冬凪
    【ふゆなぎ】
    : 冬の季節に海が穏やかになること。冬になると波が小さくなり、海が静まる現象。
  10. 冬去る
    【ふゆさる】
    : 冬が終わり、春が近づくこと。
  11. 冬山路
    【ふゆやまじ】
    : 冬の季節の山道。雪に覆われた静かで美しい風景が想像される。
  12. 冬嶺
    【ふゆみね】
    : 冬の山の頂。雪に覆われ、厳しい寒さが感じられる山の頂部。
  13. 冬日
    【ふゆび】
    : 冬の日差し。低い位置から射す冬の太陽光線。
  14. 冬旱
    【ふゆひでり】
    : 冬に降雪や降水が少なく、乾燥した状態になること。
  15. 冬晴
    【ふゆばれ】
    : 冬の晴れ間。冬特有の澄んだ空気と青空が広がる天気。
  16. 冬最中
    【ふゆもなか】
    :  陰暦十一月の異名。真冬のこと。冬の中でも最も寒い時期を指す。
  17. 冬木立
    【ふゆこだち】
    : 冬の季節に葉を落とし、枝だけになった木々。冬の林や森の風景を指す。
  18. 冬果つ
    【ふゆはつ】
    : 冬が終ること。
  19. 冬枯
    【ふゆがれ】
    : 冬になると草木が枯れること。また、その枯れた様子を指す。
  20. 冬深し
    【ふゆふかし】
    : 冬が深まること。季節が進み、冬の寒さや特徴が一層強く感じられる状態。
  21. 冬田
    【ふゆだ】
    : 冬の季節の田んぼ。収穫が終わり、休息状態にある田んぼのこと。
  22. 冬至
    【とうじ】
    : 一年で最も昼の時間が短く、夜の時間が長い日。太陽が一番南に来る冬の節目。
  23. 冬萌
    【ふゆもえ】
    : 冬に生き生きとして見える植物や草花。寒さに耐えながらも新たに芽生える生命力の象徴。
  24. 冬葵
    【ふゆあおい】
    : 冬に育つ葵(あおい)類の植物。また、冬に強い植物の代名詞として使われることがある。
  25. 冬野
    【ふゆの】
    : 冬の季節の野原。草木が枯れ、雪に覆われた風景を指す。
  26. 冬銀河
    【ふゆぎんが】
    : 冬の夜空に見える銀河。冬の季節に特に美しく見える天の川を指す。
  27. 冬霞
    【ふゆがすみ】
    : 冬に発生するかすみ。寒さと湿度の低下により、遠くの景色がぼんやりと見える現象。
  28. 冬霧
    【ふゆぎり】
    : 冬に発生する霧。寒い季節に水蒸気が冷えて発生する、濃い霧。
  29. 冬麗
    【ふゆうらら】
    : 冬の美しい景色や時期を称える言葉。冬ならではの清らかで美しい風景を表す。
  30. 冴ゆる
    【さゆる】
    : 冷え切っている様子。冬の寒さが厳しく、空気が澄んでいる様子を表す。
  31. 凍つく
    【いてつく】
    : 水分が凍って固まること。また、非常に寒い状態を指す。
  32. 凍る: 液体が冷え固まって氷になること。冬の寒さで水が凍結する現象。
  33. 凍土
    【とうど】
    : 地面が凍りついた状態。冬の寒さで地面が硬くなり、土が凍結していること。
  34. 凍滝
    【いてたき】
    : 滝が凍りついた状態。冬の寒さで滝の流れが氷に変わり、美しい自然の造形を見せる。
  35. 初冬
    【しょとう】
    : 冬の始まりの時期。秋から冬へと移り変わる季節の初め。
  36. 初時雨
    【はつしぐれ】
    : 初めて降る時雨。秋の終わりから冬の始まりにかけて見られる、初めての小雨や霧雨。
  37. 初氷
    【はつごおり】
    : 初めて氷が張ること。季節が冬に移り変わり、水面が凍り始める時期。
  38. 初雪
    【はつゆき】
    : その年最初に降る雪。冬の訪れを感じさせる特別な出来事。
  39. 初霜
    【はつしも】
    : その年最初に降りる霜。秋の終わりから冬の初めにかけて、地面や草木に白く降り積もる。
  40. 初霜月
    【はつしもづき】
    : 陰暦一〇月の異称。初霜が降りる時期の月。冬の初めを告げる月で、自然の移り変わりを感じさせる。
  41. 北風
    【きたかぜ】
    : 北から吹く風。冷たく、冬の寒さをより一層感じさせる風。
  42. 厳寒
    【げんかん】
    : 非常に寒い天候や気温。冬の中でも特に寒い期間を指す。
  43. 名残の空
    【なごりのそら】
    : 季節の変わり目に見られる、過ぎ去りつつある季節を感じさせる空の様子。
  44. 地吹雪
    【じふぶき】
    : 強風で雪が地面を低く飛び交う現象。視界を遮るほどの強い雪の吹き荒れ。
  45. 垂氷
    【たりひ】
    : 水滴が落ち続ける場所で形成される氷の塊。滝や岩場でよく見られる自然現象。
  46. 夕時雨
    【ゆうしぐれ】
    : 夕方に降る時雨。秋の終わりから冬にかけて、哀愁を帯びた美しい風景を作り出す。
  47. 夜霜
    【よしも】
    : 夜間に冷え込み、霜が降りること。特に冬の寒い夜に見られる。
  48. 大寒
    【だいかん】
    : 二十四節気の一つで、一年で最も寒い時期を指す。
  49. 大年越
    【おおとしこし】
    : 一年の最終の日。大晦日から新年にかけての時間。
  50. 大晦日
    【おおつごもり】
    : 一年の最後の日。旧年を締めくくり、新年を迎える準備をする日。
  51. 寒の入
    【かんのいり】
    : 寒さが本格的になる時期の始まりを示す言葉。冬の厳しさが増す頃。
  52. 寒の水
    【かんのみず】
    : 冬の寒い時期に汲んだ水。冷たくて清らかな水を指す。
  53. 寒の雨
    【かんのあめ】
    : 冬に降る冷たい雨。冷え込む季節特有の雨。
  54. 寒昴
    【かんすばる】
    : 冬の夜空に見える昴(すばる)星団。冬の寒さと共に輝くプレアデス星団を指す。
  55. 寒月
    【かんげつ】
    : 冬に見える月。冷たさを感じさせる明るく清潔な月の光。
  56. 寒桜
    【かんざくら】
    : 冬に咲く桜の一種。寒さの中でも花を咲かせる桜。
  57. 寒波
    【かんぱ】
    : 極めて寒い空気の流れ。広範囲にわたって低温をもたらす気象現象。
  58. 寒潮
    【かんちょう】
    : 寒波が海上を通過することで発生する、海の寒い波。海水温が下がる現象を指す。
  59. 寒紅梅
    【かんこうばい】
    : 冬に咲く紅色の梅。寒中に花を咲かせることで知られる。
  60. 寒菫
    【かんすみれ】
    : 冬に咲くスミレの一種。寒い時期でも花を咲かせることからその名がある。
  61. 小六月
    【ころくがつ】
    : 陰暦十月の称。
  62. 小寒
    【しょうかん】
    : 二十四節気の一つで、大寒の前に来る時期。年の始めの寒さが本格化する頃。
  63. 小春
    【こはる】
    : 晩秋から初冬にかけての、暖かい日々を指す。
  64. 小春日和
    【こはるびより】
    : 小春の時期に見られる穏やかで暖かい天候。心地よい秋晴れの日のこと。
  65. 小春空
    【こはるぞら】
    : 小春日和の日に見られる、高く澄み切った空。晩秋から初冬にかけての快晴を指す。
  66. 小春凪
    【こはるなぎ】
    : 小春の時期に海が穏やかになること。温暖な気候で海が鏡のように静まる現象。
  67. 小春日
    【こはるび】
    : 小春日和の日。暖かく穏やかな晩秋から初冬の日のこと。
  68. 小晦日
    【こみそか】
    : 一二月三〇日の称。
  69. 小米雪
    【こごめゆき】
    : 小さな雪粒。特に、細かい雪のことを指す。
  70. 山眠る
    【やまねむる】
    : 冬の寒さで、自然が静まり返り、山が眠りにつくような静けさを指す。
  71. 師走
    【しわす】
    : 一年の最後の月、12月の別名。僧侶が忙しく走り回ることからこの名がある。
  72. 帰り花
    【かえりばな】
    : 季節の終わりごろに咲く花。特に、秋から冬にかけて咲く花を指す。
  73. 年の内
    【としのうち】
    : 一年の間。特定の期間内で起こる出来事や季節の変化を総称する言葉。
  74. 年の名残
    【としのなごり】
    : 年の終わりに感じる、過ぎ去りつつある時間への惜別の情。
  75. 年の夜
    【としのよ】
    : 年末、特に大晦日の夜。一年の締めくくりとしての静かな夜。
  76. 年の晩
    【としのばん】
    : 年末の夜、特に大晦日の夜のこと。一年の最後を過ごす時間。
  77. 年の暮
    【としのくれ】
    : 一年が終わること。年末年始の時期を指す。
  78. 年の梢
    【としのこずえ】
    : 十二月になること。
  79. 年の瀬
    【としのせ】
    : 年末、特に大晦日に近い時期。一年の終わりを迎える忙しい時期。
  80. 年の空
    【としのそら】
    : 年末に見上げる空。一年の終わりに感じる空の風情や雰囲気。
  81. 年越
    【としこし】
    : 年を越すこと。旧年から新年への移り変わり。
  82. 影冴ゆる
    【かげさゆる】
    : 影が鮮明に映し出される様。冬の澄んだ空気の中で、物の影がはっきりと見えること。
  83. 待春
    【たいしゅん】
    : 春を待つこと。冬の寒さの中、暖かい春の到来を心待ちにする気持ち。
  84. 早咲の梅
    【はやざきのうめ】
    : 早く咲く梅の花。冬の終わりから初春にかけて、寒さに負けずに咲く梅。
  85. 早咲の椿
    【はやざきのつばき】
    : 冬から春にかけて早く咲く椿の花。寒い時期にも花を咲かせることからこの名がある。
  86. 星冴ゆる
    【ほしさゆる】
    : 星が冴えわたること。冬の澄んだ夜空で、星々がきらめきを増す様子。
  87. 春待つ
    【はるまつ】
    : 春を待ち望むこと。寒い冬を越え、暖かな春の訪れを心待ちにする気持ち。
  88. 春待月
    【はるまちづき】
    : 春を待つ月。冬の終わりから春の始まりにかけての期間。
  89. 春近し
    【はるちかし】
    : 春が近づいていること。冬の寒さが和らぎ、徐々に春の気配が感じられる時期。
  90. 春遠からじ
    【はるとおからじ】
    : 春は遠くない、もうすぐ春が来るという意味。寒い冬も終わり、暖かい春が近づいていることを表す言葉。
  91. 春隣
    【はるとなり】
    : 春がすぐそばに来ていること。冬の終わりに感じる、春の訪れの近さ。
  92. 時雨
    【しぐれ】
    : 冬の季節に降る、断続的な雨や霧雨。秋から冬にかけての悲しげで情緒あふれる雰囲気を象徴する。
  93. 時雨傘
    【しぐれがさ】
    : 時雨をしのぐための傘。しっとりとした雨の日にさす、風情ある傘のこと。
  94. 暮歳
    【ぼさい】
    : 年の終わり。一年が暮れようとする時期。
  95. 朝時雨
    【あさしぐれ】
    : 朝に降る時雨。冷たい朝の空気と共に降る、切ない雰囲気の雨。
  96. 朝霜
    【あさしも】
    : 朝、草木や地面に降りる霜。夜間の冷え込みで水蒸気が凍結し、朝方に白い霜となって現れる。
  97. 木枯らし・凩
    【こがらし】
    : 冬に吹く冷たい風。特に、冬を感じさせる強い北風のこと。
  98. 枯園
    【かれぞの】
    : 草木が枯れた庭園。冬の訪れと共に、生命力を失い静寂を纏う庭の風景。
  99. 枯木星
    【かれきぼし】
    : 枯れ木上に見える星の配置。
  100. 枯木道
    【かれきみち】
    : 枯れた木々が立ち並ぶ道。冬の季節に特有の、寂しいが美しい風景を提供する。
  101. 枯野
    【かれの】
    : 枯れた野原。冬に入り、草木が枯れて茶色くなった広大な野を指す。
  102. 梅初月
    【うめはつづき】
    : 陰暦12月の異称。梅が初めて咲く月。初春を告げる梅の花が開花する時期。
  103. 樹氷
    【じゅひょう】
    : 樹木が霧氷に覆われた状態。冷気と霧が結合して、樹木に美しい氷の花を咲かせる現象。
  104. 樹霜
    【じゅそう】
    : 樹木に付着した霜。特に、冷え込む冬の朝に見られる、樹木を美しく覆う霜。
  105. 氷の花
    【こおりのはな】
    : 窓ガラスなどにできる霜の結晶。寒い冬の朝、窓に見られる繊細な模様。
  106. 氷柱
    【つらら】
    : 屋根の縁などから垂直に下がる氷の塊。冷え込みが厳しい冬に形成される。
  107. 氷海
    【ひょうかい】
    : 海が凍結した状態。極地や極寒地域で見られる、厳しい寒さの象徴。
  108. 氷湖
    【ひょうこ】
    : 湖が全面的に凍結した状態。冬の寒さにより、湖の水が固まってしまう現象。
  109. 深雪
    【みゆき】
    : 深く積もった雪。冬の雪深い地域で見られる、地面を厚く覆う雪。
  110. 炉開き
    【ろびらき】
    : 冬の始まりに、暖炉や囲炉裏を使い始めること。冬の寒さに備えて、家の中を暖める準備をする行事。
  111. 狐火
    【きつねび】
    : 自然発火や生物発光現象による不思議な光。昔話や伝承によく登場し、冬の夜などに神秘的な雰囲気を醸し出す。
  112. 玄冬
    【げんとう】
    : 冬の一番寒い時期。深く厳しい冬のこと。
  113. 短日
    【たんじつ】
    : 日照時間が短いこと。冬至を中心とした冬の期間に特に顕著。
  114. 神楽宿
    【かぐらやど】
    : 神楽を奉納する場所。または、神楽を演じる人々が宿泊する場所。神々と人々を結ぶ儀式が行われる場所で、冬の祭事によく登場する。
  115. 神楽歌
    【かぐらうた】
    : 神楽の際に歌われる歌。神への奉納や感謝を込めた、神聖な歌。
  116. 神無月
    【かんなづき】
    : 旧暦の10月。全国の神々が出雲大社に集まるとされる月。直接的な冬の文脈ではないが、年間の周期の中で特別な意味を持つ。
  117. 空風
    【からかぜ】
    : 冷たく乾燥した風。冬に吹くと、より一層冷たさを感じさせる。
  118. 立冬
    【りっとう】
    : 二十四節気の一つで、冬が始まることを示す日。この日から冬とされる。
  119. 立氷
    【たちひ】
    : 水面が初めて凍ること。冬の寒さが本格化し、池や川の水が氷結する瞬間。
  120. 節季仕舞
    【せっきじまい】
    : 季節が終わることを告げる行事や儀式。特定の季節の終わりを悼み、次の季節を迎える準備をする。
  121. 粉雪
    【こなゆき】
    : 細かく軽い雪。空気中の水蒸気が凍結してできる、粉のように細かい雪。
  122. 緋寒桜
    【ひかんざくら】
    : 寒い時期に咲く、鮮やかな赤色の桜。冬の寒さの中でも、生命力あふれる花を咲かせる。
  123. 除夜
    【じょや】
    : 大晦日の夜。一年の罪や穢れを除去するため、除夜の鐘が鳴らされる。
  124. 隙間風
    【すきまかぜ】
    : 隙間から吹き込む冷たい風。冬の季節に室内で感じる、冷気の侵入を指す。
  125. 雨氷
    【うひょう】
    : 雨が冷たい物体の表面で凍結してできる氷。冬の冷え込む日に発生しやすい。
  126. 雪の花
    【ゆきのはな】
    : 雪が形成する独特の結晶形。または、雪が花のように見える自然現象。
  127. 雪の精
    【ゆきのせい】
    : 雪を操る精霊や妖精。雪にまつわる物語や伝説に登場する架空の存在。
  128. 雪催い
    【ゆきもよい】今にも雪が降りそうで空が曇っている様子。>
  129. 雪女郎
    【ゆきじょろう】
    : 雪の女神や精霊。雪にまつわる日本の伝承に登場する女性の妖怪。
  130. 雪嶺
    【せつれい】
    : 雪を冠した山の頂。冬山登山などで目指される、雪に覆われた山の最高部。
  131. 雪晴
    【ゆきばれ】
    : 雪の後に晴れる天気。冬の雪景色を一層美しく見せる晴天。
  132. 雪見草
    【ゆきみぐさ】
    : 雪の中でも咲く花。寒さにも負けずに花を咲かせる植物のこと。
  133. 雪起し
    【ゆきおこし】
    : 雪の降る前に鳴る雷のこと。
  134. 雪雲
    【ゆきぐも】
    : 雪を降らせる雲。厚く暗い雲から、冬の雪が降り始める。

  135. 【みぞれ】
    : 雪と雨が混ざった降水。冷たい雨が氷粒となって降る冬の天気。

  136. 【しも】
    : 水蒸気が冷え固まって地面や物の表面に白く降り積もること。冷え込んだ夜に多く見られる。
  137. 霜の花
    【しものはな】
    : 霜が作り出す結晶。または、霜によって形成される美しい模様。
  138. 霜凪
    【しもなぎ】
    : 霜の降りた後に風が止むこと。冬の寒い朝に静まり返る風景を指す。
  139. 霜夜
    【しもよ】
    : 霜が降りる夜。冬の冷え込む夜に、霜が白く地面を覆う。
  140. 霜日和
    【しもびより】
    : 霜が降りた後の晴れた日。冬の寒さの中でも晴れ渡る美しい日和。
  141. 霜月
    【しもつき】
    : 旧暦の11月。霜が降り始める時期を表す月の名前。
  142. 霜柱
    【しもばしら】
    : 地面から立ち上がる小さな氷柱。朝方の冷え込みで土中の水分が凍結して形成される。
  143. 霧氷
    【むひょう】
    : 氷点下の冷たい霧が物の表面で凍結し、白い氷の層を形成する現象。

  144. 【あられ】
    : 氷の粒。雨が凍結してできる、雪より硬く大きな降水。
  145. 青星
    【あおぼし】
    : おおいぬ座α星シリウスの和名。冬の夜空で特に明るく見える、寒さを感じさせる星。
  146. 風花
    【かざはな】
    : 風に舞う雪の粒。風に乗って舞い上がる雪を花のように表現した言葉。

この一覧で紹介した冬を表す言葉は、日本の四季の美しさ、特に冬の静謐な美しさを伝えています。これらの言葉が持つ情緒や意味を通じて、冬の季節を新たな視点で感じ取っていただければ幸いです。詩や物語、日々の生活の中でこれらの言葉を使って、冬の季節をより深く、豊かに感じてみてください。

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