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『人魂・怪火』の言い換え・類語・種類 一覧 42種類 – 怪火を表すカッコいい言葉

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『人魂・怪火』の言い換え・類語・種類 一覧 42種類 – 怪火を表すカッコいい言葉 かっこいい言葉
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日本の豊かな民話には、不思議で神秘的な現象が数多く語り継がれています。「人魂(ひとだま)」や「怪火(かいか)」は、その中でも特に興味深いテーマです。ここでは、人魂や怪火を表す42種類の言葉とその説明を一覧でご紹介します。これらの言葉は、日本各地の伝承や民話に根ざしたもので、その背景にはそれぞれに深い物語が込められています。

 

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『人魂・怪火』の言い換え・類語・種類 一覧

  1. 鬼火(おにび)
    日本各地に伝わる正体不明の火の玉で、空中を浮遊します。伝承によると、この火は人間や動物の死体から放たれる霊や怨念が原因で現れるとされています。
  2. 人魂(ひとだま)
    主に夜間に空中を浮遊する光る球体です。死者の魂が体から離れて現れると古来から言われています。
  3. 狐火(きつねび)
    提灯や松明のような形の火が一列に現れる現象で、日本各地に伝わっています。火が突然現れたり消えたりするため、正体を確認しようとしても消えてしまいます。
  4. 化け火(ばけび)
    滋賀県大津市堅田に伝わる火の妖怪です。曇りや小雨の夜に湖岸から現れ、移動しながら大きくなります。
  5. 提灯火(ちょうちんび)
    日本各地に伝わる鬼火の一種で、田の畦道などで現れ、人が近づくと消えることが特徴です。
  6. 天火(てんび)
    日本各地の民間伝承や江戸時代の奇談集に記述があります。赤みを帯びた怪火として水辺に現れることが多いです。
  7. 古戦場火(こせんじょうび)
    多くの人が亡くなった戦場で見られる鬼火で、ふわふわと空中を漂います。亡くなった兵士や動物の怨霊が原因とされています。
  8. 蓑火(みのび)
    滋賀県彦根で、梅雨の夜などに琵琶湖を渡る舟に乗る人が雨具として身に着ける蓑に火が現れます。蓑を素早く脱げば消えますが、手で触れると数を増します。
  9. 狐の嫁入り(きつねのよめいり)
    日本の本州、四国、九州に伝わる怪異です。夜間に無数の怪火が現れ、日が照っているにもかかわらず雨が降る「天気雨」が特徴です。
  10. 遊火(あそびび)
    高知市や三谷山で見られる鬼火で、突然現れたり消えたり、または分裂したり再び一つにまとまったりする現象です。人に危害を加えることはありません。
  11. 姥ヶ火(うばがび)
    大阪府や京都府北部に伝わる怪火です。雨の夜、東大阪市の枚岡に火の玉として現れ、その大きさは約30センチメートルとされます。
  12. 地黄煎火(じおうせんび)
    滋賀県甲賀市で伝えられる怪火です。ある者が飴を売っていたが、盗賊に殺された後、その怨念が怪火となって雨の夜に現れるとされます。
  13. 古籠火(ころうか)
    鳥山石燕の『百器徒然袋』に記されている妖怪で、石灯籠の上に座り火を口から吐く姿で描かれています。
  14. 天狗火(てんぐび)
    神奈川県、山梨県、静岡県、愛知県に伝わる赤みを帯びた怪火です。水辺に現れることが多く、天狗の仕業とされることがあります。
  15. 幽霊火(ゆうれいび)
    幽霊のそばに燃えるとされる火です。その正体や出現する条件については詳細が不明です。
  16. 怪火(かいか)
    原因不明の火が現れる怪異現象です。さまざまな場所で突然現れ、人々を驚かせます。
  17. 悪路神の火(あくろじんのひ)
    三重県度会郡玉城町に伝わる怪火です。地上から60~90センチメートルの高さを漂いながら現れ、地元の伝承によって語り継がれています。
  18. 火魂(ひだま)
    沖縄県に伝わる鬼火です。台所の裏に住みついており、鳥のような姿で空を飛び回ります。
  19. 煤け提灯(すすけちょうちん)
    新潟県に伝わる怪火です。雨の夜、湯灌の捨て場から火の玉が飛び出し、空中をふわふわと飛び回ります。
  20. 野宿火(のじゅくび)
    日本各地の山中や街道で見られる怪火で、誰かが火を焚いたかのように突然現れます。特に集まりがあった後によく現れるとされています。
  21. 野火(のび)
    高知県の長岡郡に伝わる怪火です。山中や人里を問わず出現し、傘程度の大きさの火の玉が空中を漂います。突然弾けて数十個の星のような光になり、地上から高さ約1.2~1.5メートルの空中に広がります。
  22. 金の神の火(かねのかみのひ)
    愛媛県怒和島に伝わる怪火です。大晦日の夜更けに氏神の社殿の後ろに現れる提灯のような火で、人がわめいているような音が特徴です。
  23. 金火(きんか)
    上使街道八幡や小松で現れる火縄のような怪火です。江戸時代の奇談集『三州奇談』に記述されており、その出現にはさまざまな説が存在します。
  24. 金霊(かねだま)
    金の精霊または気として日本に伝わります。玉のようなものや怪火の形をとり、これを手にした者の家が栄えると言われています。
  25. 陰火(いんか)
    亡霊や妖怪が現れる際にともに現れる鬼火です。その出現は神秘的であり、目撃されることは少ないですが、怖れられています。
  26. 青鷺火(あおさぎび)
    サギの体が夜間などに青白く発光するという日本の怪現象です。これは稀に自然界で観察される光の屈折現象とも考えられています。
  27. 風玉(かぜだま)
    暴風雨の際に現れる球状の火です。器物の盆程度の大きさで、明るい光を放ちます。
  28. 渡柄杓(わたりびしゃく)
    山村に出没し、柄杓のような形の青白い火の玉です。火の玉が細長い尾を引く様子が柄杓に例えられています。
  29. 海月の火の玉(くらげのひのたま)
    海の近くを飛び回る鬼火の一種です。その形状がクラゲに似ていることからこの名前が付けられました。
  30. 流れ行燈(ながれあんどん)
    大分県竹田市に伝わる幽霊ですが、火の玉としても知られています。特定の場所を漂うことが多く、神秘的な存在とされています。
  31. 蜘蛛火(くもび)
    奈良県磯城郡纏向村(現桜井市)に伝わる怪火です。数百匹のクモが一塊となって空を飛び、接触すると死に至るとされています。この伝承はその珍しさから特に注目されます。
  32. 遺念火(いねんび)または因縁火(いんねんび)
    沖縄地方に伝わる火の妖怪で、亡霊が火となって現れることを指します。この火はほとんど動かず、同じ場所に現れるため、特定の地域でのみ目撃されることがあります。
  33. たくろう火(たくろうび)
    広島県東部の「備後国」御調郡に伝わる火の妖怪で、夏から秋にかけての夜、海岸に火の玉として出現します。2つの火が並んで現れることから、比べ火(くらべび)とも呼ばれています。
  34. けち火(けちび)
    高知県と新潟県佐渡市に伝わる怪火です。人間の怨霊が火の玉と化したものとされ、草履を3度叩くか、草履に唾をつけて招くことで呼び寄せることができると言われています。火の中には人の顔が浮かんでいるとも言われています。
  35. オボラ(おぼら)
    愛媛県大三島に伝わる怪火で、亡者の霊火とされています。この怪火の具体的な特徴や出現条件についてはあまり詳しく知られていませんが、地域に根ざした伝承として語り継がれています。
  36. 二恨坊の火、仁光坊の火(にこんぼうのひ)
    大阪府茨木市と高槻市に伝わる火の妖怪です。3月から7月頃までの時期に出没し、火の中には人の顔のように目、鼻、口があるとされます。鳥のように空を飛び回り、家の棟や木にとまるが、人間に対して危害を加えることはないとされています。
  37. 権五郎火(ごんごろうび)
    新潟県三条市本成寺地方に伝わる怪火です。この火は、五十野の権五郎という名の人物が博打で大勝ちした後、殺害されたことによる怨念が原因で現れるとされています。地元の農家ではこの火を見ると雨が降る前触れとされ、急いで稲架の取り込みを行うと言われています。
  38. 油坊(あぶらぼう)
    滋賀県や京都府に伝わる怪火または亡霊です。この名前は、油を盗んだ僧侶が化けたという伝承に由来します。この怪火の特徴や詳細な伝説は地域によって異なりますが、盗賊に関連した亡霊として語られることが多いです。
  39. 猫股の火、猫又の火(ねこまたのひ)
    新潟県に伝わる怪火です。ある武家で毎晩のように現れる正体不明の火の玉で、大きさは手毬ほどです。床から約9センチメートルの高さを漂い、寝ている家人の部屋に入り込むこともあります。
  40. 王子の狐火(おうじのきつねび)
    東京都北区の王子に現れる狐火に関連する民話の伝承です。王子稲荷は稲荷神の頭領として知られると同時に狐火の名所とされています。この火は、地域の神話や伝承に密接に関連しているとされ、特定の時期や条件下で見ることができます。
  41. 筬火(おさび)
    宮崎県延岡地方で明治時代中期まで目撃された怪火です。雨の夜、延岡の三角池と呼ばれる池に2つ並んで現れる火の玉が特徴です。この現象は地域の自然環境や気候と関連があると考えられています。
  42. 老人火(ろうじんび)
    長野県と静岡県の境にある山奥で、雨の夜に現れるという怪火です。老人と共に現れ、水をかけても消えないが、獣の皮で叩くと消えるとされています。この火は、特定の人々にのみ見えることがあると言われています。

※ 掲載されている情報の正確さにはできる限り留意していますが、誤り等がありましたらお知らせください。
※本記事は創作活動やオンラインゲームなどのネーミングアイデアを提供することを目的としています。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

日本の各地に伝わる「人魂」と「怪火」の物語は、ただの怪異ではなく、地域の文化や自然観、さらには人々の生活と深く結びついています。この記事で紹介した多様な言葉や表現を通じて、より豊かな日本の民俗文化を感じ取っていただければ幸いです。

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